太陽光発電の設置を具体的に検討しはじめた人なら、気になったことがあるはずです。
- 太陽光パネル3kWでも元は取れる?
- 太陽光発電3kWの売電収入はどのくらい?
- 太陽光発電(3kW)の設置費用はいくら?
電気代の高騰が続くなか自宅の屋根に太陽光発電を設置する人が増えています。
しかし、太陽光発電を導入した人のなかには初期費用の元が取れずに「失敗した…」と悔やんでいる人も少なくありません。
失敗の原因はさまざまですが、私の経験上、太陽光発電で失敗しないためには事前の収支シミュレーションがとても大切だと感じています。
我が家は、事前にしっかりとシミュレーションしたので太陽光発電の収支は黒字をキープしています。
そこで今回、太陽光発電で失敗する人を減らすために、自宅に3kWの太陽光パネルを設置した場合の収支シミュレーションの結果を紹介した記事を作成しました。
- 太陽光発電(3kW)でも収支が黒字にできるかわかる!
- 太陽光発電(3kW)の発電量や売電収入がわかる!
- 太陽光発電(3kW)の設置費用の相場がわかる!
記事では、太陽光発電の元をとるためのコツも紹介しています。さいごまで読んで実践してみてください。
とーや
節約ブロガー | 太陽光で生活中 | 中京圏在住
- 2023年5月に太陽光発電と蓄電池を導入!
- 相場よりも50万円以上安く購入できた!
- 太陽光発電の収支は黒字!
- 電気代は月あたり2千円~3千円!
太陽光ライフを発信中!収支がプラスの理由も紹介しています。
実際の発電量や電気代などは詳細記事をご覧ください。
結論:3kWの太陽光発電でも収支は黒字にできる!
結論として、自宅の屋根が狭くて太陽光パネルが3kWしか搭載できなくても収支は黒字にできます。
収支をシミュレーションするうえで発電量はとても重要ですが、「屋根の角度や方位」によってちがうのであなたの自宅に合わせて試算することをおすすめします。
3kWの太陽光パネルを設置した場合の、
- 発電量は何kWh見込めるか?
- 売電収入はいくらか?
- 設置費用の相場はいくらか?
など記事内で詳しく解説していますが、太陽光発電で損しないために一番大切なことを先にお伝えします。
意外と知られていませんが、太陽光発電で「得できるか?損してしまうか?」は導入まででほぼ決まってしまいます。
太陽光発電で損したくないなら設置費用を安く抑えよう!
太陽光発電で損しないためには、初期費用(設置費用)を安く抑えることが大切です。
高い初期費用で購入してしまうと、どれだけ発電量が多くても、売電収入が高くても元を取ることができません。
実際に、太陽光発電で損している人のブログやSNSを調べると、相場よりも高い設置費用で契約していました。
しかし、「初期費用を安く抑えること」は言うほど簡単ではありません。
初期費用を安く抑えるために「誰でもできて一番効果が高い方法」は、複数の業者を比較することです。
設置費用を安く抑えるためには複数業者を比較しよう!
太陽光発電の設置費用(初期費用)を安く抑えるためには、複数の業者を比較することが効果的です。
太陽光発電は、業者によって価格が大きくちがうため、1社だけで決めてしまうと大損する可能性が高くなります。
太陽光発電で損したくない人は、3社以上の業者から見積りをとって比較するようにしてください。
といっても、複数の業者を比較するのはとても大変なので「めんどくさい」と感じる人もいます。
そこで、私は太陽光発電の一括見積りサイト「ソーラーパートナーズ」を利用することをおすすめしています。
ソーラーパートナーズなら、
- 相場と比べて2割以上安く導入できる!
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私もソーラーパートナーズのおかげで、相場よりも50万円以上安く太陽光発電を購入することができました。
スマホから30秒で見積り依頼できるので、後悔しないためにも利用してみてください。
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太陽光発電(3kW)なら発電量は約3,500kWh
自宅の屋根に3kWの太陽光パネルを設置できれば、年間で約3,500kWhの発電量が見込めます。※月290kWhくらい。
太陽光による発電量は、住んでいる地域や方位(屋根の向き)など、さまざまな要因によってちがいます。
実際に、同じ3kWの太陽光パネルを設置している家庭でも発電量が大きくちがっていました。
「自宅の屋根ならどのくらい発電量できるのか?」詳しく知りたい人は、太陽光発電の業者に依頼してシミュレーションしてもらいましょう。
発電量が分からないと「太陽光発電で元を取れるのか?」収支を判断できません。シミュレーションだけでも早めに依頼してください。
発電量は住んでいる地域によってちがう
太陽光による発電量は、同じ容量(3kW)の太陽光パネルを設置したとしても住んでいる地域よって大きくちがいます。※最大13%の差
今回は、全国8つの都市で発電量をシミュレーションしてみました。※参考サイト:京セラ
自宅に近い都市の発電量を参考にしてください。
都市名 | 発電量(年) | 発電量(月) |
---|---|---|
札幌 | 3,356 kWh | 280 kWh |
仙台 | 3,499 kWh | 292 kWh |
東京 | 3,649 kWh | 304 kWh |
金沢 | 3,305 kWh | 275 kWh |
名古屋 | 3,745 kWh | 312 kWh |
大阪 | 3,666 kWh | 306 kWh |
福岡 | 3,318 kWh | 277 kWh |
鹿児島 | 3,461 kWh | 288 kWh |
平均 | 3,500 kWh | 292 kWh |
発電量は季節によって変動する
太陽光による発電量は、季節によって大きく変動します。
太陽の位置が高い「春~夏」は発電量が多くなります。逆に、陽が短い「秋~冬」は発電量が少なくなります。
実際に我が家の発電量も、6月~8月は1ヶ月あたり840kWhですが、12月は360kWhしか発電していません。※6.58kW搭載
発電量は屋根の向き(方位)によってちがう
太陽光による発電量は、屋根の向き(方位)や屋根の勾配によっても大きくちがいます。
わかりやすいように屋根の向きが「真南」・「真東」・「真西」の3パターンでシミュレーションしてみます。
屋根の向き | 発電量(年) | 発電量(月) |
---|---|---|
真東 | 3,131 kWh | 261 kWh |
真南 | 3,745 kWh | 312 kWh |
真西 | 3,139 kWh | 262 kWh |
屋根の向き(方位)がちがうだけで、発電量が約16%もちがいます。
太陽光による発電量は、住んでいる地域や屋根の向き(方位)によって大きくちがいます。
「自宅の発電環境はどうなのか?」太陽光発電で損したくない人は、事前にシミュレーションするようにしましょう。
発電量が分からないと太陽光発電で元を取れるのか判断できません。シミュレーションだけでも早めに依頼することをおすすめします。
太陽光発電(3kW)なら売電収入は約4万5千円
自宅の屋根に太陽光パネルを3kW設置すれば、年間で約4万5千円の売電収入が見込めます。※月3,700円くらいです。
売電収入は「太陽光による発電量」と「売電単価」によって大きくちがいます。
今回は、わかりやすいように以下の条件でシミュレーションしています。
- 太陽光によって発電した電気の8割を売電する
- 売電単価は1kWhあたり16円
自宅の発電環境や生活スタイルによって「売電量」は変わるので、あなたの状況に合わせてシミュレーションすることをおすすめします。
自宅の発電環境が良ければ売電収入も多くなる!
売電収入は、自宅の発電環境が良ければ良いほど多くなります。※売電できる量が多くなるため
たとえば、太陽光によって発電した電気のうち80%を売電したと仮定してシミュレーションしてみます。※20%は自家消費です。
今回は、全国8つの都市の発電量を元に「売電収入」をシミュレーションしています。自宅に近い都市の売電収入を参考にしてください。
都市名 | 売電収入(年) | 売電収入(月) |
---|---|---|
札幌 | 42,957円 | 3,580円 |
仙台 | 44,787円 | 3,732円 |
東京 | 46,707円 | 3,892円 |
金沢 | 42,304円 | 3,525円 |
名古屋 | 47,936円 | 3,995円 |
大阪 | 46,925円 | 3,910円 |
福岡 | 42,470円 | 3,539円 |
鹿児島 | 44,301円 | 3,692円 |
平均 | 44,798円 | 3,733円 |
売電単価が高ければ売電収入も多くなる!
売電収入は、売電単価(電力会社が買い取ってくれる単価)が高ければ高いほど多くなります。
売電収入 = 売電量(kWh) × 売電単価(円/kWh)
売電単価は固定価格買取制度によって決められており、2024年度に太陽光発電を設置した場合は1kWhあたり16円で売電できます。
売電単価はどんどん下がっていますが、今後は1kWhあたり16円程度で推移しそうです。
家庭によって売電収入には大きな差がある!
太陽光発電によって売電収入を得ている人を調べたところ、大きな収入差があることがわかりました。
売電収入が多い理由 | 売電収入が少ない理由 |
---|---|
自宅の発電環境が良い 売電単価が高い(10年前に太陽光発電を導入) | 自宅の発電環境が良くない 発電した電気を自家消費しているため |
売電収入がいくら見込めるか?は、自宅の発電環境などさまざまな条件によって変わります。
思っている以上に売電収入が少なかった…と悔やんでいる人もいるので、事前に把握しておくことが大切です。
事前にシミュレーションしておけば、「想定よりも少なかった…」と後悔することが無くなります。
太陽光発電で失敗したくない人は、めんどくさがらずにシミュレーションすることをおすすめします。
太陽光発電(3kW)なら設置費用は約86万円
太陽光発電3kWの設置費用は製品費+工事費で約86万円かかります。※相場価格
経済産業省によると、太陽光発電の相場価格として1kWhあたり約28.8万円と公表しています。
上記の価格はあくまでも目安金額です。実際には業者に見積りを依頼してください。
実は、設置費用は「太陽光発電の元を取ることができるか」を左右する一番大切な部分です。
太陽光発電で損したくない人はここからの内容をしっかりと確認するようにしてください。
太陽光発電は業者によって設置費用が大きくちがう!
太陽光発電は、業者によって価格が大きくちがうので注意してください。
太陽光発電の設置費用を調べてみると、同じ規模でも大きくちがっていました。
私も複数の業者から見積りをとりましたが、最大で50万円以上の金額差がありました。
悪質な業者だと100万円以上高い!
残念ながら、太陽光発電には悪質な業者もいます。
悪質な業者に騙されてしまうと、相場よりも100万円以上高く購入させられてしまうかもしれません…。
業者からしっかり話を聞いて「信頼できる業者」なのか見極めなくてはいけません。
信頼できる業者なのか見極めるためには、さまざまな業者から話を聞いて比較することが大切です。
太陽光発電で損したくないなら複数業者を比較しよう!
太陽光発電で損したくないなら、複数の業者から見積りをとって比較しましょう。
複数の業者を比較することで、
- 太陽光発電を最安値で購入できる!
- 悪質な業者に騙されない!
さまざまなメリットがありますが、「複数の業者を比較するがめんどくさい…」という人もいると思います。
そんな人は、太陽光発電の一括見積りサイト「ソーラーパートナーズ」を利用することがおすすめです。
ソーラーパートナーズを利用すれば、
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私もソーラーパートナーズのおかげで、相場よりも50万円以上安く太陽光発電を購入することができました。
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3kWの太陽光発電なら電気代が2割~3割安くなる
自宅の屋根に太陽光パネルを3kW設置すれば、電気代が2割~3割安くなります。
たとえば、毎月の電気代が2万円なら「4千円~6千円」安くなります。
太陽光発電を設置して削減できる電気代は、生活スタイルや自家消費率によって大きくちがいます。
今回は、「太陽光発電のみ設置した場合」と「太陽光発電と蓄電池をセットで設置した場合」の削減できる電気代のちがいを紹介します。
太陽光発電だけなら2割~3割安くなる!
太陽光発電だけを設置した場合は、電気代が2割~3割安くなります。
日中は、太陽光によって発電していた電気を使用できるので「電気代が0円」になります。
一般的な家庭では、日中(太陽光によって発電できる時間帯)の電力使用量が全体の2割~3割程度です。
逆に、夜間など太陽が沈んでいる時間帯は太陽光による発電ができないので、いままで通り電力会社から買電することになります。
蓄電池があれば7割~8割安くなる!
太陽光発電と蓄電池をセットで導入すれば、電気代が7割~8割削減できます。
日中は、太陽光によって発電した電気が直接使えるので「電気代が0円」です。
陽が沈んだ夜間は、蓄電池に蓄えた電気を使用することで買電量を減らすことができます。
太陽光発電の売電価格が下がっているので、売電するよりも蓄電池を活用して自家消費するスタイルが主流になっています。
我が家は電気代が月2千円~3千円になった!
我が家は2023年5月に太陽光発電と蓄電池を導入して電気代が「1ヶ月あたり2千~3千円」になりました。
太陽光発電の収支は「黒字」で、電気代を気にしない生活を送れています。
うまくいった秘訣は、なんといっても複数の業者を比較したことによって相場価格よりも50万円以上安く購入できたことです。
太陽光発電で後悔したくない人は、必ず複数の業者を比較することをオススメします。
我が家の発電量や売電収入・電気代については、関連記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
まとめ:太陽光発電で後悔しないために複数業者を比較しよう!
この記事では、自宅の屋根に3kWの太陽光パネルを設置した場合の収支シミュレーションをお伝えしました。
- 太陽光発電3kWの発電量は3,500kWh見込める!
- 太陽光発電3kWの売電収入は4万5千円見込める!
- 太陽光発電3kWの初期費用は約86万円!
- 後悔しないために詳しいシミュレーションが大切!
太陽光発電を導入して得する人もいますが、損してしまう人もいます。
太陽光発電で損しないためには、初期費用を安く抑えることが大切です。
初期費用を安く抑えるためには、複数の業者を比較することが効果的ですが「めんどくさい…」と感じる人も少なくありません。
そこで、私のおすすめは太陽光発電の一括見積りサイト「ソーラーパートナーズ」を利用することです。
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