「電気代が高騰して困っている・・・」
「いろんな節約を試したが効果がなかった」
「効果の高い節約法を知りたい!」
円安や世界情勢の影響で電気代が高騰しており、電気代の支払いに悩む人が急増しています。
電気代の節約に取り組んでいる人の中には効果の少ない方法を頑張っている人もいます。
私も固定費を削減するために、電気代を含めた水道光熱費の節約に取り組み年8万円以上の節約を達成しました。
そこで今回、水道光熱費で年8万円以上の節約に成功している私がオススメする電気代の節約法を紹介した記事を作成しました。
「電気代を安くしたい」・「失敗しない節約方法を知りたい」このような人には役立つ内容なので、さいごまでお付き合いください。
結論:電気代は年3万円節約できる
電気代は、水道光熱費のなかで節約しやすい固定費で正しい方法で取り組めば年3万円以上削減できます。
しかし、間違った節約法では効果を得られないだけでなく家電が故障するなどの損害が発生することもあります。

電気代の節約は、正しい方法で取り組めば必ず成功します。
電気代の節約で失敗しないためには、下記の3つを理解することが大切です。
- 支払っている電気代を分析する(平均と比べる)
- 電気代の構成・仕組みを理解する
- 効果の高い節約法に取り組む
3つの手順ですすめれば節約を成功できるので順番に解説していきますが、オススメの節約法を先に知りたい人は「オススメの節約法を先に見る」をクリックしてください。
【電気代】全国平均と比較して節約意識を高めよう
総務省が行っている家計調査には全国の家庭が支出している平均的な水道光熱費のデータがあります。
総務省の統計データとあなたの電気代を比較して客観的に状況を確認できます。
電気代は、世帯人数や家族構成によっても違いますので目安にしてください。
水道光熱費の48%は電気代
電気代は、水道光熱費のなかで48.0%と大きな割合を占めています。※全世帯の平均数値
電気代は、夏(7月・8月)と冬(11月~3月)に高くなるのでさらに割合が増えます。
電気代は、固定費のなかでも大きなウエイトを占めているので削減できる額も大きくなります。
世帯人数によって電気代はちがう
電気代は世帯人数が増えるごとに高くなります。
電気代 | 水道光熱費 | 全体に占める割合 | |
---|---|---|---|
一人暮らし | 5,468円 | 11,358円 | 48.1% |
二人暮らし | 9,183円 | 19,168円 | 47.9% |
3人家族 | 10,655円 | 22,503円 | 47.3% |
4人家族 | 11,376円 | 23,477円 | 48.5% |
5人家族 | 12,423円 | 25,644円 | 48.4% |
6人家族以上 | 14,852円 | 30,966円 | 48.0% |
水道代とちがって世帯人数が増えてもゆるやかに上昇していきますが、金額としては水道代の1.5~2倍になります。
地域によって電気代はちがう
電気代は地域によって大きくちがいます。
電気代 | 水道光熱費 | 全体に占める割合 | |
---|---|---|---|
北海道地方 | 9,488円 | 23,053円 | 41.2% |
東北地方 | 9,415円 | 21,324円 | 44.2% |
関東地方 | 7,792円 | 17,014円 | 45.8% |
北陸地方 | 10,587円 | 20,655円 | 51.3% |
東海地方 | 9,046円 | 18,054円 | 50.1% |
近畿地方 | 8,300円 | 17,003円 | 48.8% |
中国地方 | 9,512円 | 18,366円 | 51.8% |
四国地方 | 10,466円 | 18,681円 | 56.0% |
九州地方 | 8,771円 | 16,787円 | 52.2% |
沖縄地方 | 8,760円 | 16,416円 | 53.4% |
寒冷地では冬場に暖房機器をたくさん使用するため電気代の負担が大きくなります。
エアコンの電気代は、冷房運転よりも暖房運転のほうが高くなります。
電気代は夏と冬に高くなる
電気代は月ごとでは大きく変わります。※水道代は大きく変わりません。
電気代は検針日と請求日の関係で1~2カ月遅れるので、下表も2ヶ月ずらしてみてください。※7月の電気使用分は9月に反映
電気代 | 水道光熱費 | 全体に占める割合 | |
---|---|---|---|
1月 | 11,875円 | 25,398円 | 46.8% |
2月 | 12,854円 | 26,592円 | 48.3% |
3月 | 13,197円 | 27,401円 | 48.2% |
4月 | 10,696円 | 22,797円 | 46.9% |
5月 | 9,644円 | 20,773円 | 46.4% |
6月 | 8,488円 | 18,747円 | 45.3% |
7月 | 8,091円 | 17,099円 | 47.3% |
8月 | 9,774円 | 19,052円 | 51.3% |
9月 | 10,393円 | 19,355円 | 53.7% |
10月 | 9,835円 | 19,076円 | 51.6% |
11月 | 9,103円 | 19,821円 | 45.9% |
12月 | 9,854円 | 22,260円 | 44.3% |
冷暖房など電化製品を多く使用する月は電気代が高くなるため、電化製品を使いすぎずに快適に過ごせるように工夫しましょう。
【節約の近道】電気代の構成と仕組みを理解しよう
「電気代が値上がりした」といわれていますが、どの部分が値上がりしたのかによってできる対策が変わります。
たとえば、電気使用量は変わっていないのに電気代が高くなったのか?季節的に電気使用量が多くなり電気代が高くなったのか?によって対策方法がちがってきます。
電気代の構成や仕組みを理解することが効率的に節約するための近道です。
電気代の目安は31円/kWh
電気料金は電力会社や契約プランによってちがいますが、目安として31円/kWhと考えましょう。
全国家庭電気製品公正取引協議会が全国の目安電気料金を公表しています。
目安の電気料金が2022年7月22日に変更され31円/kWhとされました。※それまでは27円/kWh

円安や国際情勢の影響で高騰している状況を目安電気料金に反映しました。
31円のなかには、下記の4つの料金をまとめた参考単価です。
4つの料金は計算方法などがちがっているため詳しく解説していきます。
基本料金(最低料金)とは契約ごとに支払う料金
基本料金とは、契約ごとに支払う料金で「電気をまったく使用しなくても発生」します。
電力会社によっては、基本料金の代わりに最低料金が設定されており「最低料金(最初の15kWhまで):○○円」のような料金体系になっています。
地域によって電力会社は2種類の制度(アンペア制・最低料金制)にわかれています。
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力
- 北陸電力
- 中部電力
- 九州電力
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 沖縄電力
アンペア制の電力会社では契約アンペア数によって基本料金が異なります。
30A=858円、40A=1,144円、50A=1,430円
15Kwhまで=341円/月(電気使用量が10kWh/月でも341円支払う)

電力自由化によって登場した新電力会社では、基本料金0円のプランがあります!
従量料金とは電気の使用量に応じて支払う料金
従量料金とは1ヶ月当りの電気使用量に応じて支払う料金で、電気使用量が多くなれば従量料金も高くなります。
従量料金 = 電気使用量(kWh) × 従量料金単価
従量料金の単価は、電気使用量によって三段階で変わり使用量が多くなるほど1kWh当たりの単価は高くなります。
- ~120kWh:19.88円/kWh
- 120~300kWh:26.48円/kWh
- 300kWh~:30.57円/kWh
上記、東京電力の従量料金は0~120kWhまでは1kwh当り19.88円で計算し、120~300kWhまでは 1kwh当り26.48円で計算します。
従量料金 = 120kWh × 19.88円 + 30kWh × 26.48円 = 3,180円
大手電力会社は従量料金が3段階で変動しますが、電力自由化によって登場した新電力会社のなかには「従量料金が一律単価のプラン」もあります。
再エネ賦課金とは電気使用量に応じて払う負担金
再エネ賦課金とは、電力会社より買電している全世帯が支払っている負担金で再生エネルギーの普及を目的に2012年に導入されました。
再エネ賦課金は、2012年→2022年の11年間で15.7倍と負担が増大しています。
再エネ賦課金は、電気使用量に応じて毎月の電気代と一緒に支払っています。
再エネ賦課金 = 電気使用量(kWh) × 再エネ賦課金単価
再エネ賦課金の負担は年々増えており、標準的な家庭が1年間に支払っている再エネ賦課金は1万円を超えています。
予測では今後10年は値上がりが予測されており、電力会社から買電している限り再エネ賦課金の支払いから逃れることはできません。
再エネ賦課金については関連記事で詳しい解説しているのでご覧ください。
>>どこまで上がる?不公平な再エネ賦課金を払わない方法はあるのか?今後の推移を予測する
燃料費調整額とは原材料価格の変動を調整する部分
燃料費調整額とは、電気をつくるために必要な原材料価格の変動を調整する部分で毎月変動します。
日々変動する発電コストを反映するために毎月従量料金の価格改定を行うことは不効率なため、調整する仕組みとして燃料費調整額が存在しています。
燃料費調整額は発電コストの基準が決められており、基準コストよりも安かった場合はマイナス、基準コストよりも高かった場合はプラスで電気使用量に応じて調整します。
燃料費調整額 = 電気使用量(kWh) × 燃料費調整単価
燃料費調整額は2020年後半から値上がりが続いており、2022年12月より消費者保護のために設けられている上限価格制度を廃止・撤廃する電力会社が増えています。
これまで以上に値上がりが予想される燃料費調整額については関連記事で詳しく解説してるのでご覧ください。
>>【上限撤廃】燃料費調整額は電力会社によって違う!上限廃止で電気代がさらに高騰する!
【節約の極意】電気使用量が多いところを節約
電気代の節約で成功するためには、電気使用の割合を把握することが大切です。
「電気使用量が少ない家電」や「節約効果が低い家電」で節約に取り組んでも得られる効果が小さいままです。
電気を多く使っているところから節約に取り組んでいくことが成功するポイントです。

そのために、どこで電気を多く使っているのか把握しましょう。
電気を多く使用しているのは冷蔵庫
効率良く節約するためには電気使用量が多い電化製品から取り組むことがオススメです。
1位:冷蔵庫(14.2%)
2位:照明器具(13.2%)
3位:テレビ(8.9%)
4位:エアコン(7.4%)
5位:電気便座(3.7%)
冷蔵庫は休まず稼働し続けているため電気使用量が多くなり、エアコンなどは季節によって電気使用量が激増します。
上記の使用割合は年平均ですが、夏や冬はエアコン(冷房・暖房)の稼働が多くなり全体の使用割合でもエアコンが1位になります。
電気代の5.1%は待機電力
待機電力とは、電化製品を使用していない状態でも発生する電気のことです。
電化製品の電源をOFFにしてもモニタが表示されている場合は微量の電気を使用しており、TVや電話機など多くの電化製品で待機電力が発生しています。
資源エネルギー庁によると、待機電力は電気使用量全体の5.1%になります。

すべての待機電力を0にはできませんが減らす努力は必要です。
月1万円の電気代を支払っている家庭では510円が待機電力です。大きな金額ではありませんが使っていない電気にお金を支払うのはもったいないと感じます。
【電気代の削減】家庭全体のオススメ節約法
電気代の節約は、「家庭全体で取り組む」or「場所(電化製品)で取り組む」にわかれます。
最終的には両方取り組んめば大きな節約効果を得られますが、まずは家庭全体から取り組んでみましょう。
家庭全体で節約すれば、電気代のベースを下げる効果が期待できます。
紹介する節約法はすべて同時に取り組むことができるので、できるだけ多くの方法に取り組んで成果を伸ばしてください。
料金が安い電力会社に乗り換える
電気代の節約で一番にオススメするのは、料金が安い電力会社へ乗り換えることです。
今よりも料金プランが安くなれば同じ電気使用量でも電気代が安くなります。節約を頑張ればその分電気代が安くなります。
節約成功のポイントは継続することで、電力会社を乗り換えてしまえば安い料金が継続します。
電力会社の乗り換えは5分程度で完了できることがメリットですが、実はデメリットがあります。
デメリットとは、自分に合う電力会社を探さないといけないことです。
電力会社の料金プランは会社によってさまざまで、選ぶ電力会社を間違うと逆に電気代が高くなることもあるので注意してください。
しかし、このデメリットはエネチェンジを利用することで簡単に解決できます。
エネチェンジは多くの電力会社のなかからあなたの条件(居住地や生活スタイル)に合わせて最適な電力会社を提案してくれます。しかも利用は無料です。
エネチェンジは上場企業が運営する安心なサイトで、エネチェンジ限定の特典もあり直接申し込むよりおトクになります。
郵便番号などの簡単な入力項目を埋めるだけで「あなたにオススメの電力会社」が分かります。
エネチェンジを利用した後に「もう少し詳しく調べたい」や「やっぱり止めたい」となっても簡単にキャンセルできるので安心です。
待機電力を減らす
待機電力を減らせば電気のムダがなくなり電気代を削減できます。
家庭内の待機電力は全体の5.1%もあり、電気代が月1万円の場合510円は使っていない電気に支払っていることになります。

上のグラフは家庭内の待機電力が発生している電化製品の割合です。
待機電力をすべて無くすことはできないので、下記の削減方法を参考に可能な範囲で待機電力を減らしましょう。
- Step1[約33%削減]使わない時は主電源をOFF!
- Step2[約49%削減]使わない時は電源プラグを抜く!
電化製品を使用していない時は主電源をOFFにすれば約33%削減できます。
さらに、電源プラグから抜くことで約49%削減できます。※電源プラグから抜いてよい電化製品に限る
電源プラグを抜くとタイマー機能が有効にならないので注意してください。
アンペア数を見直す
※この節約法はアンペア制の電力会社のみ有効です。(北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力のみ有効)
アンペア数を見直せば節約できる可能性があります。
たとえば、50A→30Aに変更すれば年9,600円(月800円)節約できます。
アンペア数は生活環境の変化に合わせて定期的に見直すことをオススメします。
- 子どもが独立して夫婦2人暮らし
- 同時に使用する電化製品が少ない
しかし、アンペア数は低くすれば良いわけではありません。
アンペア数は低すぎると頻繁にブレーカーが落ちるなど生活が不便になることもあるので、関連記事を参考に事前にしっかりと検討しましょう。
>>【電気代の節約】アンペア変更の注意点をわかりやすく解説!
積極的に最新家電に買い替えよう
日本の省エネ技術はトップクラスで数年間で飛躍的に進歩しています。
たとえば、10年以上前の冷蔵庫を最新に買い替えると43.0%も電気使用量が削減できます。
【冷蔵庫】2005年→2010年で43.0%削減
【蛍光灯】2006年→2012年で14.5%削減
【液晶テレビ】2008年→2012年で60.6%削減
【エアコン】2005年→2010年で16.3%削減

買い替えで特にオススメしたいのが冷蔵庫です。
冷蔵庫は24時間365日稼働していて家庭のなかでも電気使用量が多い電化製品です。
古い冷蔵庫を使い続けるよりも思い切って買い替えることをオススメします。
まめに電源をOFFにする
照明やテレビなどの電源はまめにOFFにすることで電気代が削減できます。
照明やテレビなど電源が入っている時間は電気代が発生します。使用していないときは電源を切ることでムダな電気代を減らせます。
【電気代の削減】リビングのオススメ節約法
家庭全体で取り組める電気代の節約法に取り組めたら場所(電化製品)ごとに節約していきます。
まずは、家族が集まり滞在時間が長いリビング・居室で電気代の削減に取り組みます。
リビングで電気代の節約に取り組めば年7千円以上の電気代を削減できます。
エアコンを省エネ運転しよう
エアコンは省エネ運転を意識して使用すると大きく節約できます。
夏・冬のエアコンの電気使用割合は32~34%まで上がります。※年平均では7.4%
電気代も夏・冬に高くなるためエアコンが節約の成功を大きく左右します。
エアコンの設定温度は1℃変えるだけで電気代が安くなります。
1日9時間運転した場合、
【冷房運転】27℃から28℃に1℃上げる:年940円削減
【暖房運転】21℃から20℃に1℃下げる:年1,650円削減
エアコンは外気温との差が大きくなるほど負荷がかかり消費電力が大きくなります。
そこで、カーテンをしめて外気を遮断すると負荷が減り電気代を削減できます。
窓やカーテンの開け閉めも極力減らしましょう。
エアコンフィルターが汚れていると負荷がかかり消費電力が大きくなるため、フィルター掃除を月に1~2回行いましょう。
照明をLED電球に替えよう
家庭内の照明はLED電球にすれば電気代を大きく削減できます。
LED電球は白熱電球と比べ1/10の消費電力量で圧倒的に節約になります。
しかし、LED電球のデメリットは白熱電球に比べ価格が高いことで、LED電球に替えるために初期費用がかかります。
LED電球と白熱電球は約10倍の価格差があります。
「購入価格が高いなら日々の電気代が安くてもトータルそんなに変わらないのでは?」
大丈夫です。環境によりますが9~12ヶ月程度でLED電球は初期費用を回収できます。
また、LED電球は寿命が長いのでお得な期間が続きます。

電気代を節約するなら家庭内の照明をLED電球に替えましょう。
液晶テレビの輝度を下げる
液晶テレビの画面は明るくしすぎないように輝度を下げることで電気代を削減できます。
輝度を下げると電気消費量が少なくなります。
32型の液晶テレビの輝度を「最大→中」にするだけで、年840円の電気代が削減できます。
【電気代の削減】キッチンのオススメ節約法
キッチンは電気代の節約に適した場所で大きく削減できます。
世帯人数が多くなればキッチンで発生する電気代も高くなるため削減できる電気代も大きくなります。
キッチンで電気代の節約に取り組めば年6千円以上の電気代を削減できます。
冷蔵庫は省エネ使用する
冷蔵庫は省エネを意識して使用すれば電気代を削減できます。
家庭内で冷蔵庫はもっとも電気使用量の割合が多い電化製品です。※年平均
24時間365日稼働しつづけている冷蔵庫は省エネ使用するだけ大きく電気代を削減できます。※年4千円の削減
冷蔵庫内は、モノを詰め込みすぎると効率が悪くなり消費電力が増えてしまいます。
冷蔵庫は冷気の循環を良くすることで効率的に稼働でき電気代をおさえることができます。
庫内に入れる量を適切にすることで年1,360円の電気代が削減できます。
逆に、冷凍庫内はモノを詰め込んだほうが効率的に冷却できるため電気代は削減できます。
冷蔵庫内の温度は適切に設定すれば電気代が削減できます。※年1,900円の削減
また、冷蔵庫の扉も節約ポイントになります。
扉のムダな開け閉めを減らし、開けている時間を短くすれば年232円の電気代が削減できます。
休みなく稼働している冷蔵庫は節約効果を得やすい電化製品なので意識的に取り組みましょう。
炊飯器の使用時間を短くする
炊飯器は使用時間を短くすると電気代が削減できます。
炊飯器は主に炊飯と保温で電気を使用します。
炊飯回数と保温時間を減らすことが炊飯器の節約では大切です。
炊飯器の保温時間を短くする工夫をして電気代を節約しましょう。
たとえば、食べきれなかったご飯はストッカー容器に移して保温をきりましょう。
炊飯器の電気代を削減するなら、炊飯回数を少なくするためにご飯はまとめて炊くようにしましょう。
炊飯器はご飯を炊くときに消費電力が最大になるため炊飯回数を減らせば電気代が削減できます。
炊飯器は待機電力が発生しているので使用していないときは主電源をOFFにしましょう。
主電源をきっている状態では、予約炊飯できないので注意してください。
お湯は電気ケトルで沸かす
電気代の節約を考えたときにお湯は電気ケトルで沸かすことがオススメです。
飲料用としてお湯を沸かす場合、電気ケトル・電気ポット・ガスで沸かすと3つのなかで電気代の削減を目的とするなら電気ケトルがお得です。
電気ケトルよりも「すぐにお湯が出る」電気ポットが便利と考える人もいますが、電気ポットは保温時間にも電気代が発生しています。
電気ケトルと電気ポットは、それぞれのメリット・デメリットがちがいますが電気代の削減を主目的で考えるなら電気ケトルを使用しましょう。

キッチンでは電気代以外に水道代・ガス代も節約できます。
キッチンは水道代・電気代・ガス代の3つの固定費が削減できる節約に向いている場所です。
せっかくならさまざまな節約法に取り組んで削減できる額を増やしましょう。
>>間違った方法は効果なし!キッチンの節約ならこの方法がオススメ
【電気代の削減】トイレ・洗面所のオススメ節約法
トイレや洗面所も電気使用が多くなる場所で電気代を削減できます。
トイレ・洗面所で電気代の節約に取り組めば年3千円以上の電気代を削減できます。
温水便座は省エネ運転しよう
トイレの温水便座は省エネ運転すれば電気代を削減できます。
温水便座は、設定温度によって消費電力がちがうため温度を低めに設定しましょう。
便座の温度と洗浄水の温度の2つを下げれば年1,250円の電気代が削減できます。
また、未使用時は便座のふたを閉めるようにしましょう。※年1,080円の電気代を削減
開けっぱなしにしていると便座を設定温度に保とうと電気を消費してしまいます。
温水便座には待機電力が発生しているため、外出時など長時間使用しない場合は主電源をOFFにしましょう。
ドライヤーの使用時間は短く
電気代の削減のために、お風呂あがりのドライヤーは短い時間で終わらしましょう。
ドライヤーは使用時間を短くすれば電気代を削減できます。
短髪の人は短い時間でも乾かせますが、長髪の人は乾かすために時間が必要です。
髪が長い人はタオルなどでしっかり拭いて水気がなくなった後にドライヤーを使いましょう。
タオルを髪に巻き付けて水気をなくしてからドライヤーすると時間を短縮できます。
また、ドライヤーの吸気口は定期的に掃除しましょう。
ほこりなどが詰まっているとドライヤーに負荷がかかり消費電力が増えてしまいます。
まとめ:電気代は大きな節約効果を得られる

電気代の節約に取り組むことで固定費を大きく削減できます。
電気代の節約を成功させるためのポイントは、多く電気を使用しているところで継続的に節約できる方法に取り組むことです。
円安や世界情勢などの影響で電気代の値上がりに悩んでいる人が増えていますが、正しく節約に取り組めば年3万円の削減も可能です。
「エアコンを省エネ利用する」・「待機電力を減らす」できる節約にチャレンジしながら、電力会社を乗り換えて電気代を料金ベースを下げる方法はオススメです。
電力会社を乗り換えて料金を下がれば、その節約効果はずっと続きます。
しかし、原材料価格の高騰で多くの新電力会社が契約の新規受付を停止しています。
この厳しい状況のなか、契約を受け付けている電力会社は大手企業(ガス・エネルギー系や大手資本)で、切り替えを検討するなら東京ガスやENEOSでんき、ドコモでんきなどがオススメです。
とはいっても、多くの電力会社のなかから自分にあった会社を探すことは大変な手間がかかります。

電力会社の乗り換えを検討しているならエネチェンジがオススメです。
エネチェンジは多くの電力会社のなかからあなたの条件(居住地や生活スタイル)に合わせて最適な電力会社を提案してくれます。しかも利用は無料です。
エネチェンジは上場企業が運営する安心なサイトで、エネチェンジ限定の特典もあり直接申し込むよりおトクになります。
郵便番号などの簡単な入力項目を埋めるだけで「あなたにオススメの電力会社」が分かります。
電気代の節約で成功したいならエネチェンジを利用して電力会社を見直してください。