【だれでもできる】水道代を年3万円節約できる方法を紹介!固定費削減にオススメな節水法

【水道料金の節約】継続できる節水法

「水道代が先月より高くなって困っている」
「節約しても効果がでない・・・」
「効果が高い節約法を知りたい!」

世帯人数や地域によって水道代は大きくちがい、高い水道代に悩んでいる人が多くいます。

高い水道代を下げようと節約に取り組む人のなかには、挫折したり成果を得られずに悩んでいる人も多くいます

私は節約に取り組んだ結果、水道光熱費で年8万円以上削減しています。

そこで今回、水道光熱費で年8万円以上の節約に成功している私がオススメする「水道代の節約法」を解説した記事を作成しました。

この記事を読んで分かること
  • 水道代で年3万円節約できる方法が分かる!
  • 節約で失敗しない方法が分かる!
  • 場所ごとのオススメ節約法が分かる!

「水道代が高くて困っている」・「節約で挫折したことがある」このような人には役立つ内容なので、さいごまでお付き合いください。

この記事を書いた人
まこと

節約ブロガー|中京圏在住|5人家族のアラフォー|
私は「節約が好き」な節約人間ではなく、毎月同じ生活なら少しでも得なほうが良い!という考えからさまざまな節約法に関心をもってチャレンジしています。
固定費を節約した結果、水道光熱費は全国平均よりも28.5%(年8万円以上)節約しています。他にも通信費や生命保険なども大きく削減してます。

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結論:水道代は年3万円削減できる

この記事で紹介する節約法を実践すれば水道代を年3万円削減できます

水道代は世帯人数によって大きくちがうため、世帯人数が多くなるほど節約額も大きくなります。

水道代の節約は継続できるかが重要で、継続しやすい節約法に取り組むことが明暗をわけます

生活スタイルを変えずに節約できる方法を選びましょう。

また、節約を取り組む場所によって得られる効果が大きくちがうので正しい場所で取り組むことが重要です。

継続しやすい方法で効果の大きい場所で節約できれば成功確率はグンッと上がります!

水道料金の仕組みなど節約するために必要な情報から解説しますが、オススメの節約法を先に知りたい人は「オススメの節約法を先に見る」をクリックしてください。

>>オススメの節約法を先に見る

【水道代の平均】さまざまな条件によってちがう

総務省が毎年行っている家計調査には全国の家庭が支出している平均的な水道光熱費のデータがあります。

総務省の統計を見れば平均的な水道代がわかります。

水道代は、世帯人数や地域によって大きく変わるため目安金額として参考にしてください。

水道光熱費の23.9%は水道代

水道代は、水道光熱費のなかで23.9%と大きな割合を占めています。※全世帯の平均数値

地域によって水道代は大きく変わるので平均以上に高い割合の可能性もあります。

水は生活に欠かすことができないため大幅な節約は難しいと考えてください。

水道代の節約は、電気代・ガス代と比べて難易度がすこし高めです。

世帯人数によって水道代は大きくちがう

水道代は世帯人数によって大きくちがいます。

世帯人数ごとの水道代
  水道代 水道光熱費 全体に占める割合
一人暮らし 2,246円 11,358円 19.8%
二人暮らし 4,344円 19,168円 22.7%
3人家族 5,749円 22,503円 25.6%
4人家族 6,465円 23,477円 27.5%
5人家族 7,307円 25,644円 28.5%
6人以上 9,190円 30,966円 29.7%

世帯人数が増えれば水道を使う量が増えるので、使用水量に比例して水道代も高くなります

水道代は地域によって大きく違う

水道代は地域(自治体)によって大きくちがいます。

地域ごとの水道代
  水道代 水道光熱費 全体に占める割合
北海道地方 4,419円 23,053円 19.2%
東北地方 5,040円 21,324円 23.6%
関東地方 4,314円 17,014円 25.4%
北陸地方 4,722円 20,655円 22.9%
東海地方 4,098円 18,054円 22.7%
近畿地方 4,159円 17,003円 24.5%
中国地方 4,416円 18,366円 24.0%
四国地方 3,836円 18,681円 20.5%
九州地方 4,041円 16,787円 24.1%
沖縄地方 3,621円 16,416円 22.1%

水道代は、住宅の密集度や水源地までの距離などさまざまな要因で決まるため地域によって大きく違います

水道代は月ごとで大きく変わらない

水道代は月ごとでは大きく変わりません。※電気代などは大きく変動します。

月ごとの水道代
  水道代 水道光熱費 全体に占める割合
1月 5,214円 25,398円 20.5%
2月 5,558円 26,592円 20.9%
3月 5,894円 27,401円 21.5%
4月 5,318円 22,797円 23.3%
5月 5,350円 20,773円 25.8%
6月 5,443円 18,747円 29.0%
7月 4,992円 17,099円 29.1%
8月 5,704円 19,052円 29.9%
9月 5,500円 19,355円 28.4%
10月 5,175円 19,076円 27.1%
11月 5,619円 19,821円 28.3%
12月 5,173円 22,260円 23.2%

最大5,894円(3月)と最小4,992円(7月)の料金差は902円しかなく、大きく変動しません。

月による変動が激しい電気代の影響で、水道光熱費に占める水道代の割合は大幅に変動しています。

【水道代の節約】お風呂・トイレ・キッチン・洗濯で節水しよう

水道代の節約は取り組む場所が重要で、間違った場所ではどんなに頑張っても得られる効果が小さくなります

水道代の節約でオススメな場所は、お風呂・トイレ・キッチン・洗濯の4ヵ所です。

節約の優先順位も、お風呂・トイレ・キッチン・洗濯の順番です。

お風呂はもっとも水を使用する場所

東京都水道局が家庭内の水道使用量を調査しています。

場所ごとの水道使用割合(東京都水道局)

1位:お風呂(40%)
2位:トイレ(21%)
3位:炊事(18%)
4位:洗濯(15%)
5位:洗面・その他(6%)

お風呂は全体使用量のうち40%を占めていてダントツです。2位~4位は21~15%なので大きな差はありません。

使用水量が多い場所で節約しよう

水道代の節約で成功したければ、水道使用量の多い場所で節約に取り組むべきです。

節約効果の比較【30m3/月】
利用量の多いお風呂(約40%)で3割節約!

30m3×40%×3割削減=3.6m3の節水(全体の12%)

利用量の少ない洗面所(約6%)で3割節約!

30m3×6%×3割削減=0.54m3の節水(全体の1.8%)

同じ3割の節約を達成しても場所が違うだけで得られる効果が大きくちがいます

水を多く使用する「お風呂・トイレ・キッチン・洗濯」で節約に取り組めば成功する確率が上がります。

節約を成功するためには使用水量が多い場所で頑張りましょう。

【節約の近道】水道代の構成と仕組みを理解しよう

水道代の構成や仕組みを理解することで「どうすれば大きく節約できるのか」がわかります

水道代の構成と仕組み
  • 使えば使うだけ割高になる
  • 自治体によって大きく違う(最大8倍の差)
  • 今後値上がりの可能性が高い

全国的に水道代は値上がりの傾向にあるので、今のうちから節約しておくことをオススメします。

【水道代】使えば使うだけ割高になる

水道代は従量料金制で使えば使うだけ料金単価(1m3当たり)が高くなります。

使用水量が少ない家庭より多い家庭のほうが水道単価が高くなる。

[参考]名古屋市の水道料金
水道使用量(月) 上下水道料金(月) 1m3当たり
20m3 2,695円 134.75円
30m3 5,577円 185.90円
50m3 12,551円 251.02円

水道使用量20m3/月を1とすると、30m3/月の使用で1.38倍、50m3/月の使用で1.86倍です!

つまり、水道使用量を減らせば効率良く節約できるということです。

【水道代】自治体によって大きくちがう(最大8倍の差)

水道事業は市町村や広域公共団体が運営していますが、人口や住居密度によって採算ラインが異なるため水道料金には大きな料金差があります。

水道料金が一番安い自治体(兵庫県赤穂市)と一番高い自治体(北海道夕張市)では8.02倍の金額差があります。

引用:ミズコム
[参考]名古屋市(240位)と夕張市(1,345位)の水道料金
水道使用量 [名古屋市]水道代 [夕張市]水道代 水道代の差
20m3 2,695円 12,071円 4.48倍
30m3 5,577円 18,491円 3.32倍
50m3 12,551円 31,331円 2.50倍

水道事業は受益者負担で営まれていて、都市部などの過密自治体では少ない水道管で効率的に水を配ることができるので採算性が高くなり水道料金を安くできます。

しかし、地方部では集落が広く人口密度は小さいので採算性が低くなり水道料金が高くなります。※他にも水源地からの距離などもさまざまな要因があります。

各自治体の状況によって水道代は大きくちがいます!

【水道代】今後値上がりする可能性が高い

水道料金は今後値上がりが予想されています

値上がりの要因はいくつもありますが、主な要因は人口減少(過疎化)と水道管の老朽化です。

人口減少(過疎化)

地域によっては過疎化が進んでいて、給水地域の人口が減少すると受益者が減り一人当たりの費用負担が増加します。

水道管の老朽化

現在運用されている水道管は布設から数十年経過している管も多く、今後は水道管の布設替え工事の増加が想定されています。※工事費の一部を受益者が負担

他にも自治体の財政難などさまざまな要因があります。

水道代は将来的に値上がりする可能性が高いんです。

水道代のオススメ節約法

家庭内で効率良く節約するためには高い効果が得られる場所で取り組みましょう

また、複数の節約法を組み合わせれば得られる節約効果を何倍にもできます

あなたの生活環境に合った節約法を始めてみましょう。

場所別にオススメの節約法を紹介していきます。

【お風呂の節約】オススメの節水法

お風呂は家庭内でもっとも水道を使用する場所で節約効果がとても大きい場所です

必ずお風呂の節約に取り組みましょう。

お風呂のオススメ節約法
  • 節水シャワーヘッドに交換
  • 浴槽のお湯は少なめにする
  • 季節に合わせて入浴スタイルを変える

シャワーヘッドを節水型に変えれば今までと同じ使い方で2割~6割節水できます。

浴槽に張るお湯は少なめにしたり、季節によって入浴スタイルを変えることで年数千円の水道光熱費が削減できます。

お風呂は大きな節約効果を得られる場所ですが、効果の少ない間違った方法に取り組んでいる人もいるので注意してください。

お風呂の節約については関連記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

>>【効果絶大】お風呂で節水!年2万円以上ガス代・水道代を節約できる6つの方法

【トイレの節約】オススメの節水法

トイレも水道を多く使用する場所で節約に適した場所です。

「在宅時間が長い」・「家族が多い」このようなひとは、トイレで節約すれば大きな効果を得られます

トイレのオススメ節約法
  • 大/小レバーを使い分ける
  • 節水グッズを設置する
  • お風呂の残り湯を利用する

トイレを使用した後は「大/小レバー」を使い分けるようにしましょう。使用水量が2倍以上違うのでムダがないように意識しましょう。

また、トイレを節水タイプにすることがとても効果的です。

新築やリフォームなら節水型トイレを選ぶことをオススメしますが、現在のトイレに設置するだけで節水できるグッズもあります。

お風呂の残り湯はトイレの洗浄水にも活用できます。

ペットボトルに入れてトイレタンクの横に置いておくと使いたい時にすぐ使えるので便利です。

【キッチンの節約】オススメの節水法

キッチンは水道使用量が多い場所で節約に向いています。

世帯人数が多いほうが節約効果は高くなります。※キッチンを使用する機会が増えるため。

キッチンのオススメ節約法
  • 節水シャワーヘッドを使用する
  • 食洗機で食器を洗う
  • 洗い桶を有効に使う

継続しやすい節約法として、節水シャワーヘッドを設置することもオススメです。

シャワー水流なら食器洗いが効率的になり節約だけでなく時間短縮にもなります。

食洗機を使って食器を洗うと大きく節約できます

賃貸住宅の場合、スペースがなくて食洗機が置けないとあきらめていますが小型の食洗機も普及しているので前向きに食洗機を検討してください。

水をためた洗い桶に食器を入れておけば洗う時に食べかすなども落としやすくなります。※食器洗いの時間短縮で節約になります

洗い桶は大きいため場所を取ってしまうというデメリットがありましたが、シリコン製の折りたためる洗い桶を利用すればデメリットを解消できます。

他にもキッチンの効果的な節約があるので詳しく知りたい人は関連記事をご覧ください。

>>【食器洗い】水出しっぱなしはNG!キッチンの節約ならこの方法がオススメ

【洗濯の節約】オススメの節水法

洗濯も多くの水を使用しているので節約に適しています

特に世帯人数が多く毎日洗濯する人は節約できる金額もアップします。

洗濯のオススメ節約法
  • 洗濯容量の80%を心掛ける
  • 洗濯はまとめ洗いする
  • お風呂の残り湯を活用する

洗濯機のいれる洗濯モノは、80%の容量を入れて洗濯すれば節約になります

洗濯機にかかる負荷がおさえられるため消費電力も少なくなります。

また、洗濯回数を減らすためにまとめて洗濯すれば節約できます

一人暮らしなど世帯人数が少ない家庭では、数日に1回の洗濯でも大丈夫です。

お風呂の残り湯を洗濯に利用すれば使用水量を減らせて節約になります。

しかし、残り湯の利用は「臭い残り」・「色移り」を防ぐために正しい方法で行ってください

他にも洗濯でできる節約法はたくさんあります。節約を頑張りたい人は詳しく解説した記事をご覧ください。

>>洗濯1回の電気代・水道代は34円!節約効果の高い節水法と洗濯機を紹介

まとめ:水道代は継続できる方法で節約しよう

水道代の節約は他の固定費に比べて継続することが難しいという特徴があります。

したがって、水道代の節約は継続できる方法を選ぶことで成功する確率を上げることができます

紹介した節水シャワーヘッドを使用する方法はとても継続しやすい節約法なのでオススメです。

節水シャワーヘッド以外にも節約効果が高いグッズはたくさんあります。

家庭内の場所ごとでオススメの節約アイテムを紹介しているので節約に本気の人はご覧ください。

>>【節約グッズ14選】お風呂・トイレ・キッチンで効果の高いグッズをおすすめ

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