※この記事では「お風呂に入らない=浴槽に浸からない」認識ですすめます。
- 毎日シャワーだけで入浴するデメリットは?
- 一年中湯船に浸からないとどうなる?
- 一人暮らしでも毎日お風呂に入る?
毎日のお風呂をシャワーだけで済ましている人は多くいますが、湯船に浸からないとデメリットが大きいことをご存じでしょうか。
ちなみに、一人暮らしの約73%は、ほぼ毎日シャワーだけで入浴しています。
もちろん、シャワーだけで入浴することにもメリットがあるので、メリット・デメリットの両方を知ったうえで、自分の生活スタイルに活かしていくことが大切です。
そこで今回、シャワーだけ入浴のメリット・デメリットやコスト比較など、お風呂の入浴スタイルについて詳しく解説した記事を作成しました。
- 毎日シャワーだけのメリット・デメリットが分かる!
- 一年中湯船に浸からないとどうなるかが分かる!
- シャワーvsお風呂 どっちが節約になるかが分かる!
現在の入浴スタイルを続けていると、5年後、10年後、もっと早い時期に良くない影響がでてくるかもしれません。
後悔したくない人は、さいごまで読んでみてください。
とーや
節約ブロガー|中京圏在住|5人家族の主|
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私は「節約が好き」な節約人間ではなく、毎月同じ生活なら少しでも得なほうが良い!という考えからさまざまな節約法に関心をもってチャレンジしています。
結論:シャワーと湯船はバランス良く入浴しよう
結論として、シャワーだけ、湯船だけと偏るよりも、バランス良く入浴するようにしましょう。
どちらの入浴スタイルにも、一長一短、メリット・デメリットがあります。
一方の入浴スタイルに偏って生活してしまうと、将来、良くない結果になるかもしれません。
毎日シャワーだけで入浴するのはやめておけ!
めんどくさいからといって、毎日シャワーだけで済ますのはやめてください。
- 免疫力が低下して、病気がちになってしまう…
- 毛穴深くの汚れが落ちず、体臭がきつくなる…
上記のように、健康面や衛生面で悪い影響が出るかもしれません。
一方、シャワーだけのほうが経済的には良いと考えているかもしれませんが、そうとは言い切れません。
逆に、高くなってしまうこともあるので注意してください。
お風呂は毎日入らなくてもいい!
毎日、湯船に湯を張り浸からなくても大丈夫です。
- お風呂の時間が長くなってやりたいことができない…
- 掃除などのメンテナンスコストが高くなる…
毎日お風呂に浸かっていると、時間やコスト面で良くない影響が出てきます。
もちろん、お風呂に浸かって「ぼぉ~としているのが至福の時間」という気持ちも分かります。
大切なのは、バランスです。シャワーと湯船のバランスを考えましょう。
季節や生活スタイルに合わせてバランス良く!
シャワーだけで入浴、湯船に浸かって入浴、どちらにもメリット・デメリットがあります。
大切なことはバランスです。
- 冬は温まるために湯船に浸かる頻度を多くする
- 夏はシャワーだけですませる頻度を多くする
- 一人暮らしだからシャワーをメインで入浴する
季節や生活スタイルに合わせて、バランス良く切り替えることで、どちらのメリットも得ることができます。
- 一人暮らしなら
-
週に1~2回湯船に浸かる
- ファミリーなら
-
週に3回くらい湯船浸かる
上記くらいの頻度がおすすめですが、季節によって頻度は変えてもいいでしょう。
どちらか一方に偏ってしまうと、5年後、10年後に良くない影響が出てくるかもしれません。
将来のリスクをできるだけ低くするために、バランス良く入浴してください。
ここからは、詳しくメリットやデメリット、理由などを紹介していきます。
一人暮らしの81%は毎日お風呂に入らない
周りの人が、「毎日どのように入浴しているのか?」気になりますよね。
一人暮らしを対象にしたアンケート結果によると、「毎日お風呂に入る」と回答した人は19%で、残り81%は毎日お風呂に入らないと回答しています。参考:株式会社FJネクスト
- 全くお風呂に入らない
-
32.3%
- 年に数回
-
18%
- 月に1~4回
-
22.8%
- 週に3~4回
-
9.5%
アンケートによると、「毎日シャワーだけですませる」という人が3割以上いて、月に数回までを入れると7割以上がシャワーだけで入浴する生活だとわかります。
性別ごとにみると、男性のほうがシャワーだけで入浴する割合が高くなっています。※男性のほうが女性より1.5倍多い
やはり一人暮らしは、お風呂に入らない人が多いことがわかりましたが、お風呂に入らない理由はなんでしょうか。
【一人暮らしがお風呂に入らない理由】めんどくさい
一人暮らしは「お風呂がめんどくさい」と考えお風呂に入らない人が多くいます。
浴槽を掃除したり、お湯を張るために時間がかかるから、めんどくさい。
せっかく一人で住んでいるんだから、好きな時間にさっと入りたい。
仕事で疲れて帰ったあとに、準備する気にならない…。
めんどくさいという人の考えにはとても共感できます。
私も一人暮らしを7年くらいしていましたが、自宅ではシャワーだけで入浴していました。
【一人暮らしがお風呂に入らない理由】毎日はもったいない
もったいないと考えてお風呂に入らない一人暮らしも多くいます。
自分ひとりのために、お湯を張るのはもったいないと思う。
お風呂の準備に時間をかけても、自分ひとりのためだけと思うと、もったいない。
シャワーのほうが、手軽だしお得だと思う。
たしかに、自分一人のために準備する時間や水道代を考えると「お風呂に入らなくても大丈夫」となる気持ちもわかります。
【一人暮らしがお風呂に入らない理由】物理的にきびしい
自宅の環境など物理的にきびしい一人暮らしも多くいます。
自宅の浴槽が狭いので、入ってもリラックスできない。
狭いお風呂に長い時間居たくない。
お風呂に入るより、YouTubeとかを見る時間が大事。
一人暮らし向け賃貸物件では、浴室は狭く長い時間お風呂に入ってもリラックスできそうにありません。
狭いお風呂に長いするより、居室で好きなことをする時間が欲しいと感じているようです。
「もったいない…」や「節約のため」という理由で、シャワーだけで入浴する一人暮らしがいますが、少しズレているかもしれません。
シャワーに気を遣うよりも、他の支出に目を向けて節約に取り組めば、もっと効率的にお金を貯めることができます。
私も一人暮らしのときに、効率的な節約術を実践した結果、200万円以上のお金を貯めることができました。
効率的にお金を貯める方法を知りたい人は、詳しく解説している記事を参考にしてください。
シャワーだけ入浴のメリット・デメリット
お風呂をシャワーだけですませる入浴スタイルには、メリットだけでなくデメリットもあります。
シャワーだけ入浴のメリット | シャワーだけ入浴のデメリット |
---|---|
入浴時間が短い! 準備が要らず、すぐ入れる! 浴室が狭くても気にならない! | カラダが温まりにくい リラックスできない 毛穴の汚れが落ちにくい |
私も、一人暮らしのときは、ずっとシャワーだけで入浴していました。
シャワーだけ入浴のメリット
シャワーだけで入浴すると、さまざまなメリットがあります。
- 入浴時間が短い!
- 準備が要らず、すぐ入れる!
- 浴室が狭くても気にならない!
シャワーだけなら入浴時間が短い!
シャワーだけで入浴する場合、お湯に浸かるよりも入浴時間が短くてすみます。
さっとシャワーで汗を流して、趣味など自由な時間を過ごすことができます。
シャワーだけなら準備が要らず、すぐに入れる!
シャワーだけで入浴するなら、事前の準備が要らず、すぐにお風呂に入ることができます。
「準備がめんどくさいからお風呂に入りたくない…」このようなことが無くなります。
シャワーだけなら浴室が狭くても気にならない!
シャワーだけで入浴するなら、浴室が狭くても気になりません。
特に一人暮らし用の住宅は、浴室が狭いので窮屈に感じる人もいます。
短時間かつ、省スペースで入浴できれば、浴室が狭くても大丈夫です。
シャワーだけ入浴のデメリット
シャワーだけ入浴には、メリットだけでなくデメリットもあります。
- カラダが温まりにくい
- リラックスできない
- 毛穴の汚れが落ちにくい
シャワーだけだとカラダが温まりにくい
シャワーだけですましてしまうと、カラダの芯まで温まりません。
カラダが温まらないと、湯冷めしやすかったり、浅い睡眠になってしまいます。
シャワーだけだとリラックスできない
シャワーだけで入浴してしまうと、リラックスすることができません。
リラックスできないと1日の疲れが取れず、頭を切り替えにくくなってしまいます。
シャワーだけだと毛穴の汚れが落ちにくい
シャワーだけでは、表面の汚れは落とせますが、毛穴に詰まった汚れは落ちません。
しっかり洗ったつもりでも、毛穴に汚れが残ったままになってしまいます。
いくつものメリットとデメリットがありますが、毎日シャワーだけで入浴してしまうとどうなるのか?この後、解説します。
お風呂に浸かるメリット・デメリット
お風呂のお湯に浸かる入浴スタイルのメリット・デメリットを考えてみましょう。
お風呂に浸かるメリット | お風呂に浸かるデメリット |
---|---|
カラダが温まりやすい! リラックスできる! 毛穴に詰まった汚れも落ちやすい! | 入浴時間が長くなる すぐに入れない(準備が必要) 掃除が大変 |
昔はお湯に浸かることが当たり前でしたが、少しずつお湯に浸かることが少なくなっています。
お風呂に浸かるメリット
お風呂のお湯に浸かる入浴スタイルには、さまざまなメリットがあります。
- カラダが温まりやすい!
- リラックスできる!
- 毛穴に詰まった汚れも落ちやすい!
お風呂に浸かるとカラダが温まりやすい!
お風呂のお湯に浸かることで、カラダが芯から温まります。
カラダが温まると、血行が良くなり、基礎体温が上がりやすくなります。
お風呂に浸かることでリラックスできる!
お風呂のお湯にゆったり浸かると、リラックスでき、幸せな気持ちになります。
時間を忘れてゆっくりできたり、イヤな出来事を忘れられたり、精神が安定してきます。
お風呂に浸かると毛穴に詰まった汚れも落ちやすい!
お風呂のお湯に浸かることで、毛穴が開きやすくなり、毛穴に詰まった汚れが落ちやすくなります。
汚れがキレイに落ちるので清潔感がアップします。
お風呂に浸かるデメリット
お風呂に浸かる入浴スタイルにはメリットがある一方で、デメリットもあります。
- 入浴時間が長くなる
- すぐに入れない(準備が必要)
- 掃除が大変
お風呂に浸かると入浴時間が長くなる
お風呂のお湯に浸かると、入浴時間が長くなってしまいます。
1日の時間は限られているので、お風呂に時間を掛けてしまった分、自由に過ごせる時間が少なくなります。
お風呂に浸かるならすぐに入れない
お風呂のお湯に浸かるなら、準備が必要になるので、すぐにお風呂に入ることができません。
浴槽を掃除したり、お湯を張ったり、短くても10分くらいは必要です。
お風呂に浸かると掃除が大変
お風呂のお湯に浸かると、浴槽が汚れやすくなるので、掃除が大変になります。
入浴剤を使えば快適に入れますが、その分掃除に手間がかかってしまいます。
さまざまなメリットとデメリットがありますが、毎日お風呂に浸かるとどうなるのか?この後、解説します。
毎日シャワーだけで入浴するメリット・デメリット
説明したとおり、シャワーだけで入浴する場合、メリットとデメリットがありますが、毎日シャワーだけで入浴するとどうなるのでしょうか。
たとえば、1年中シャワーだけ入浴を続けると、それぞれのメリットは大きくなりますが、デメリットも大きくなってしまいます。
しかも、毎日シャワーだけのデメリットは、健康面・衛生面で大きな影響が出てしまいます…。
毎日シャワーだけで入浴するメリット
毎日シャワーだけで入浴すると、3つのメリットがあります。
- お風呂にかける時間が短くてすむ
- 浴室が狭くても大丈夫(家賃が安い)
- 掃除の回数が少ない
毎日シャワーだけならお風呂にかける時間が短くてすむ
毎日シャワーだけで入浴すると、入浴時間が短いため、人生でお風呂にかける時間が少なくなります。
正直なところ、お風呂を流れ作業のように捉えている人も多いため、お風呂の時間が短くなることで、趣味などに使える時間が増えます。
毎日シャワーだけなら浴室が狭くても大丈夫
毎日シャワーだけで入浴しているなら、浴室が狭くても気になりません。なんならシャワールームで大丈夫です。
単身用の住宅なら、浴室のスペースが小さくてすむ分、家賃が安くなったり、居室スペースが広くなるかもしれません。
毎日シャワーだけなら掃除の回数が少なくなる
毎日シャワーだけで入浴していると、浴室が汚れるペースが遅くなり、掃除の回数が減ります。
お風呂の掃除は、意外とめんどくさいので、回数が減ることで肉体的・精神的に楽になります。
毎日シャワーだけで入浴するデメリット
毎日シャワーだけで入浴してしまうと、大きなデメリットを受けてしまいます。
- 体臭がきつくなる
- 代謝が悪くなりやすい
- 免疫力が低下しやすい
健康面と衛生面で悪い影響が出てしまい、改善するには長い期間が必要になります。
毎日シャワーだけだと体臭がきつくなる
毎日シャワーだけで入浴していると、毛穴が開きにくくなり、毛穴の汚れが落ちません。
表面しか洗えていないカラダでは、体臭がきつくなりやすく、周りから後ろ指をさされるかもしれません。
毎日シャワーだけだと代謝が悪くなりやすい
毎日シャワーだけで入浴してしまうと、カラダが温まらず基礎体温が低くなり、代謝が悪くなってしまいます。
代謝が悪くなることで、体内の老廃物を排出することが難しくなり、悪い影響がでてしまいます。
毎日シャワーだけだと免疫力が低下しやすい
毎日シャワーだけだと、基礎体温が下がったり、老廃物が溜まったりするので、免疫力が低下しやすくなります。
簡単に風邪をひいたり、体調が良くない状態が続くことで、日常生活に悪い影響があります。
毎日お風呂に入るメリット・デメリット
説明したとおり、お風呂のお湯に浸かって入浴するとメリットとデメリットがありますが、毎日、お風呂に浸かるとどうなるのでしょうか。
たとえば、1年間ずっと浴槽にお湯を張り入浴すると、メリットは大きくなりますが、デメリットも大きくなってしまいます。
毎日お風呂に入り続けることで、健康面では良い影響がでてきます。
毎日お風呂に入るメリット
毎日お風呂の入り続けることで、大きなメリットが得られます。
- カラダがキレイで清潔感がアップ!
- 代謝が良くなる!
- 免疫力が高まりやすい!
健康面や衛生面でとても良い効果があるので、健康志向の人におすすめの入浴スタイルです。
毎日お風呂に入ることでカラダがキレイになる!
毎日お風呂にお湯を張り浸かることで、毛穴に詰まった汚れが落ちやすくなるので、カラダがキレイになります。
毛穴に詰まった汚れは、体臭などの原因になるため、清潔感がアップします。
毎日お風呂に入ることで代謝が良くなる!
毎日、温かいお湯に全身を浸かることで、血行が良くなり新陳代謝が良くなります。
代謝が良くなれば汗をかきやすくなり、汗と一緒に老廃物が輩出され、健康な状態をキープできます。
毎日お風呂に入ることで免疫力が高まりやすい!
毎日、温かいお湯でカラダを温めることで、基礎体温が高まり、免疫力が向上しやすくなります。
免疫力が高まれば、病気になりにくく健康的な生活を送ることができます。
毎日お風呂に入るデメリット
毎日お風呂に入り続けることで大きなメリットを得られる反面、デメリットも受けてしまいます。
- 水道代とガス代が高くなりやすい
- お風呂に費やす時間が長くなる
- 浴室が汚れやすい
健康はお金に替えられないので、多少のデメリットには目をつぶることも必要です。
毎日お風呂に入ることで水道代とガス代が高くなりやすい
毎日お風呂にお湯を張ると、水道代やガス代が高くなってしまいます。
水道代と電気代は1人あたりで考えることも大切で、大家族ならためたお湯に大勢入るのでそこまで高くないかもしれません。
しかし、一人暮らしなどは割高になってしまいます。
毎日お風呂に入ることでお風呂に費やす時間が長くなる
毎日、お風呂に入るためには、お湯を張る前に浴槽を掃除しなくてはいけません。
また、入浴後はお湯を抜いたり、洗い流したりしなくてはいけません。
入浴時間も含めて、お風呂に費やす時間が長くなってしまい、他のやりたいことに時間を割けなくなってしまいます。
毎日お風呂に入ることで浴室が汚れやすい
毎日お風呂にお湯を張って入浴と、浴室が汚れやすくなってしまいます。
浴室が汚れると、掃除する回数や掃除の大変さが増します。
お風呂の掃除って「めんどうくさい」ですよね。
我が家では、2ヶ月に1回「おふろの防カビくん」を焚いているので、汚れが付きにくくなり楽に掃除をすることができます。
毎日湯船に浸からない(バランス良く入浴する)メリット・デメリット
- 毎日シャワーだけで入浴したほうが良いのか?
- 毎日お湯を張って湯船に浸からなくてはいけないのか?
私のおすすめは、シャワーと湯船をバランス良く入浴することです。
つまり、毎日湯船に浸からなくて大丈夫です。
シャワーと湯船をバランス良く組合せることで、どちらのメリットも得られ、それぞれのデメリットを補うことができます。
毎日湯船に浸からないメリット
シャワーだけ入浴と、湯船に浸かるのをバランス良く組み合わせれば、さまざまなメリットが得られます。
- シャワーだけ&お湯に浸かる両方のメリットが得られる!
- どちらのデメリットも補える!
- 気分や予定に合わせて選べる!
私も、季節や予定によってシャワーと湯船のバランスを変えながら入浴しています。
毎日湯船に浸からないならどちらのメリットも得られる!
シャワーだけ入浴、湯船に浸かる、どちらにもメリットがありますが、2つの入浴スタイルをバランス良く組み合わせればどっちのメリットも得ることができます。
両方のメリットが得られれば、お風呂から得られることが2倍3倍になり、幸福度がアップするでしょう。
毎日湯船に浸からないならどちらのデメリットも補える!
逆に、どちらの入浴スタイルにもデメリットがありますが、組み合わせることでデメリットを補うことができます。
デメリットが無くなれば、メリットだけが残るので、良くない影響がでることはありません。
毎日湯船に浸からないなら気分や予定に合わせて選べる!
どちらかの入浴スタイルにこだわらなければ、その日の気分や予定に合わせて決めることができます。
・今日は忙しいからシャワーだけですまそう
・寒いから湯船に浸かって温まろう
良い意味で行き当たりばったりで決めれば、余計なストレスに悩む必要がありません。
毎日湯船に浸からないデメリット
シャワーと湯船をバランス良く組み合わせた場合のデメリットを考えてみました。
さまざまな視点でデメリットを探してみましたが、「デメリットは無い!」という結論に至りました。
どちらのメリットも得られ、逆にデメリットを補えるので、悪いことはありません。
私も、シャワーだけで入浴していた時期が長かったですが、いまはバランス良く入浴するようにしています。
【シャワーだけvsお風呂に浸かる】コスト(水道代・ガス代)を比較
毎日シャワーだけで入浴する場合と、毎日お風呂に浸かる入浴スタイルの、コストを比較してみましょう。
世帯人数や条件によって結果が変わるので、今回は下記の条件でコスト比べてみます。
- 一人暮らし
- お風呂に浸かる前後に、5分シャワーを使う
- シャワーだけ入浴は、10分間シャワーを使う
ガス代については、都市ガスとプロパンガスで料金が2倍近くちがいますが、今回は「都市ガス」で計算します。
【シャワーだけvsお風呂に浸かる】水道代とガス代を比較
毎日シャワーだけの入浴スタイルと、毎日お風呂に浸かる入浴スタイルの、1ヶ月の水道代・ガス代を計算しました。
【一人暮らし】1ヶ月当りの水道代・ガス代
シャワーだけ入浴 | お風呂に浸かる入浴 | |
---|---|---|
水道代 | 900円 | 1,950円 |
ガス代 | 1,229円 | 2,664円 |
合計 | 2,129円 | 4,614円 |
水道代とガス代で比べると、毎日シャワーだけで入浴するほうが2倍以上安いことがわかりました。
シャワーを使う時間によって結果は多少異なります。シャワーはこまめに止めるようにしましょう。
一人暮らしは、経済的なことだけを考えるのであれば、「毎日シャワーだけで入浴する」がおすすめです。
コストの比較は、世帯人数や条件によって結果が異なるので、さまざまな条件でシミュレーションした記事を用意しました。参考にしてください。
単純な比較ならシャワーだけ入浴がお得だが…
単純に比べるだけならシャワーだけ入浴がお得ですが、工夫すれば結果を変えることができます。
お風呂に張った残り湯を捨てずに二次利用すれば、結果が少し変わります。
たとえば、お風呂のお湯をそのまま捨てずに
- 2日目は、追い焚きしたり、足し湯をして再利用する
- お風呂の残り湯を洗濯に再利用する
上記のように、有効に活用することもできますが、一人暮らしには向いていません。※ファミリー世帯なら効果あり!
2日目のお風呂のお湯は危険!
お風呂のお湯はすぐに捨てずに、浴槽に残しておき、2日目は追い焚きをして再利用することができます。
たしかに再利用することで水道代は節約できますが、デメリットもあります。
2日目のお風呂のお湯には雑菌がたくさん繁殖しています。雑菌のなかには、レジオネラ菌という怖い菌が繁殖する可能性もあります。
「一人暮らしだから2日目でもよごれていない」と考えるのは危険です。お風呂のお湯は毎日交換しましょう。
2日目のお風呂のお湯について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
一人暮らしは残り湯を洗濯に利用しても効果は小さい
お風呂のお湯を洗濯に二次利用すれば水道代を節約できますが、この方法も一人暮らしには向いていません。
そもそも一人暮らしは、洗濯モノの量が少ないため利用できるお湯の量は少量です。高い効果は期待できません。
世帯人数が多い家庭は、洗濯回数が多いので残り湯を有効に活用しましょう。
節約効果が小さくても残り湯を洗濯で活用したいという人もいると思いますが、やり方を間違うと衣類に臭いが残ったり色移りの原因になってしまいます。
お風呂の残り湯の正しい活用方法は、下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ:一人暮らしはお風呂とシャワーでバランス良く入浴しよう
この記事では、毎日シャワーだけで入浴したらどうなるのか?など入浴スタイルによるメリット・デメリットについて解説しました。
- 一人暮らしはシャワーだけですましている人が7割以上!
- 毎日シャワーだけで入浴すると健康面や衛生面でのデメリットが大きい!
- 毎日お風呂に浸かると健康面でのメリットが大きい!
- シャワーだけのほうが水道光熱費は安い!
- 世帯人数によってコスト比較の結果は変わる!
毎日シャワーだけで入浴する、毎日お風呂のお湯に浸かる、どっちが良いのか?おすすめは、バランス良く入浴することです!
両方の入浴スタイルを組み合わせることで、どちらのメリットも得られ、デメリットを補うことができます。
もし、水道光熱費の節約を重視して「どっちのほうが良いのか?」と考えているなら、考えることはやめましょう。
正直、大差ありません。この件で、どっちか考えるくらいなら、もっと高い効果を得られる方法に取り組みましょう。
一人暮らしは、生活のすべてを自分でコントロールできるので、節約に向いています。節約において、一人暮らしは最強なんです。
実際に、私も一人暮らしのときに、安い給料でしたが2~3年で250万円貯めた実績があるので、自信をもって伝えることができます。
効率的にお金を貯めたい人は、以下の記事を参考にして節約に取り組んでください。