アンペア変更の落とし穴|変更前のチェックポイント

アンペア変更の落とし穴

電気料金計算に必要な要素として、

  • アンペア(A)
  • キロワットアワー(kWh)

があげられます。

アンペア数は電気基本料金に関係します。

  • アンペア数が大きくなると基本料金は高くなる
  • アンペア数が小さくなると基本料金は安くなる

では、電気料金を安くしたい方はアンペア数を下げる契約変更すれば良いのかというとそうとは限りません。

アンペア数を下げることで、頻繁にブレーカーが落ちるなどの弊害も発生するなど落とし穴があります。

可能であれば、生活の質は変えずに電気料金を安くしたいと思いますよね。

この記事では、アンペア数を変更する時の注意ポイントと電気料金を安くするポイントを説明します。

記事を読めば、以下のような知識を知ることができます。

  • 現状のアンペア数の確認方法
  • 必要アンペア数の計算方法
  • 最適なアンペア数とは

電気料金は、他の光熱費(水道・ガス)に比べて削減しやすい光熱費です。

私もこれまで多くの節約方法を実践し、平均的なご家庭と比較すると約56.9%の電気料金で生活しており固定費全体で年間8万円以上節約できています

私なりに経験した内容も織り交ぜながらご紹介させていただきますので、さいごまでお付き合い下さい。

この記事を書いた人
節約大佐

節約ブロガー|中京圏在住|5人家族アラフォー|
少しでも得したい。日頃からお得な情報にアンテナを立てまくり。さまざまな節約方法を調べて実践してます。
節約した結果、電気・ガス・水道料金トータルで、全国平均よりも28.5%(年間8万円以上)固定費を削減!

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アンペア数と電気基本料金

契約アンペア数は、電気料金のなかでも基本料金部分に深く関係します。

区分基本料金
10A286円
15A429円
20A572円
30A858円
40A1144円
50A1430円
60A1716円

参考:中部電力ミライズ(2021年7月時点)

ポイントは、アンペア数が大きくなると電気基本料金は高くなります

現状のアンペア数を確認する方法

現状の契約アンペア数は簡単に確認できます。

  • 検針票を確認する
  • 分電盤を確認する

電力会社からの検針票に契約アンペア数が明記されています。

電力会社へ会員登録していればWebページのマイページからも確認できます。

また、家庭内に設置されている分電盤にも契約アンペア数が印字されています

分電盤が設置されている場所は、ご家庭によって異なりますが、洗面所や玄関・トイレなどの上部に邪魔にならないように設置されています。

電力会社によって、分電盤はアンペア数ごとに色分けされています。

色は電力会社によって異なりますので数値と色で判断するようにしてください。

アンペア数はどのように決めるか?

アンペア数は家庭で同時に必要な電流数によって確定します。

一度に使用せず、間隔をあけて電気を使用する場合は必要アンペア数は低くすることができます。

使用する電流数に対して余裕を持って契約アンペア数を決定します。

仮に、契約電流数(アンペア)に対して、使用電流数が上回った場合は、ブレーカーが落ち一時的に電気が使用できなくなります

契約アンペア数は、住居面積や世帯人数などを総合的に判断して決定します。

(表)目安アンペア数

目安アンペア数生活環境など
20A以下1人世帯
30A1人~2人世帯
40A3人世帯
50A4人世帯以上、又は、消費電力が大きい世帯
60A以上5人以上の大人数世帯、オール電化

必要アンペア数は、生活環境によって異なる

紹介した目安アンペア数は、世帯人数をベースにした一般的なアンペア数です。

実は本当に適切なアンペア数は、家族の年齢やライフスタイルによって変動します

たとえば、5人世帯の目安アンペア数は60Aですが、

子供が小さく家庭で過ごす多くの時間を1つの部屋で家族みんなで過ごす場合は冷暖房などの空調設備や照明機器・その他の電化製品も家族で共有して使用するため、使用電流数は小さくすみます

子供が大きくなり、ほとんど個人の部屋で過ごす場合は個々の部屋で冷暖房、照明機器などを使用することになり、使用電流数は大きくなります

このように、同じ世帯人数でも詳細な家族構成やライフスタイルにより差がでますので、ご自身の環境に合った契約アンペア数を設定するべきです。

実際に、我が家も子どもが小さいため家庭で過ごすほとんどの時間を1つの部屋で過ごすことが多いので、目安のアンペア数よりも下げて契約しています。

おかげで、毎月数百円電気料金が削減できています。

アンペア数の計算方法

では、実際に我が家でどの程度のアンペア数が必要になるのでしょうか。

必要なアンペア数を計算する方法をお伝えします。

前提条件として、各電化製品の説明欄には、アンペアは表記されていません。

多くの電化製品では、ワット数(W)が表記されていますが、ワットを用いてアンペア数を算出できます。

たとえば、500Wの電子レンジを使用する時のアンペア数は、

500÷100=5A

5Aと求めることができます。

詳しい説明は省きますが、ワットを100(ボルト)で割ることで使用アンペア数が計算できます。

この基本知識をもとに家庭全体で必要なアンペア数を計算します。

まず、同時に使用する電化製品をリストアップします。

たとえば、冬のある日をイメージし

家電名
エアコン(暖房時)
液晶テレビ
炊飯器
ドライヤー
冷蔵庫

上表の電化製品を同時に使用すると考えます。

次にそれぞれの電化製品の使用アンペア数を計算し、全てのアンペア数を合計します。

家電名使用アンペア数
エアコン(暖房時)7A
液晶テレビ2A
炊飯器13A
ドライヤー12A
冷蔵庫2.5A
【合計】36.5A

この家庭では、36.5アンペアの電流が必要になることが分かりました。

契約するアンペア数は最低でも40A以上にしておく必要があります。

一般的に、夏よりも冬の方が電化製品の使用量は増える傾向があります。

必要なアンペア数を計算するときは、冬場を想定して検討してください。

さいごに

いかがでしょうか。

電気料金とアンペア数について深くご理解いただけたのではないでしょうか。

無理に契約アンペア数を下げてしまうと、頻繁にブレーカが落ちるなど生活の質が下がってしまいますし、逆に大きいアンペア数で契約していると余分に電気料金を支払う可能性があります。

ご自身の生活環境やライフスタイルに合わせて最適なアンペア数を契約するようにしましょう。

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