一人暮らしの人、これから一人暮らしを始める人は、「洗濯機を買うべきか?」必ず考えるといっても過言ではありません。
- 近くにコインランドリーがあるから洗濯機無しでも生活できる?
- 手洗いするから洗濯機はいらない?
- 洗濯機とコインランドリーどっちが安い?
たしかに、洗濯機が無くても生活できます。しかし利便性が下がり、生活の質が低下するかもしれません。
そこで、一人暮らしが洗濯機無しでコインランドリー生活した場合の、コスト比較などを行い、どっちが安いのか検証していきます。
私も、一人暮らしを始めるときに洗濯機を買うか悩みました。最終的に洗濯機は買うことにしました。
この記事では、洗濯機とコインランドリーのコスト比較だけでなく、メリットやデメリットなどを掘り下げて紹介します。
- 洗濯機なし生活のリアルな悪いところが分かる!
- 洗濯機・コインランドリーそれぞれのメリット・デメリットが分かる!
- 洗濯機を買うべきか?買わないべきか?判断できる!
せっかくの一人暮らしで失敗しないための考え方も紹介しているので、さいごまでご覧ください。
とーや
節約ブロガー|中京圏在住|5人家族の主|
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私は「節約が好き」な節約人間ではなく、毎月同じ生活なら少しでも得なほうが良い!という考えからさまざまな節約法に関心をもってチャレンジしています。
結論:一人暮らしでも洗濯機はあったほうが良い!
結論として、一人暮らしでも洗濯機を買うことをおすすめします。
洗濯機を買ったほうが良い理由として、
- コインランドリーよりもコスパが良いから!
- 洗濯機が自宅に無いと不便だから!
洗濯モノが少ない一人暮らしでも洗濯機を買ってください。
一人暮らしの期間が短いと分かっている人は買っちゃダメ!
一人暮らしでも洗濯機を買うことをおすすめしますが、始めから「一人暮らしの期間が短い」と分かっている人は買ってはいけません。
たとえば、期間限定で単身赴任する人は洗濯機の元が取れないかもしれません。
一つの目安として、2年以上一人暮らしするのであれば、洗濯機を買ったほうがお得です。
洗濯機をケチらずにちがうところをケチれ!
そもそも、「洗濯機を買わないほうが節約のために買わないほうが良いかも…」と考えている人は要注意です。
お金を浮かすために洗濯機をケチってはいけません。生活の利便性が悪くなり、後悔してしまいます。
節約のことを考えるなら、他の支出を見直してください。ちがう部分を見直すことで、10倍楽に、大きな成果が得られます。
たとえば、以下の固定費を見直せば、年間で30万円以上も貯金が増えます。
- 家賃などの住居費
- スマホ代やWi-Fiなどの通信費
特に一人暮らしは、自分だけで支出をコントロールできるので、頑張り次第でどんどんお金が貯まります。
実際に、私が実践して250万円貯めた節約術も紹介しているので、参考にしてください。
洗濯機なしの生活!一人暮らしはコインランドリーがおすすめ?
一人暮らしは洗濯モノが少ないので、コインランドリーでも大丈夫でしょ?と考える人もいますが、実際はどうでしょうか?
これから一人暮らしを始める人は、想像しずらいかもしれませんが、洗濯機なしの生活は大変だと思います。
もちろん、洗濯機が無くても生活できるので、チャレンジしたい人を止めることはしません。
しかし、「仲の良い友人におすすめするか?」と聞かれれば、おすすめすることは無いでしょう。
コインランドリーが近くにあれば有りかも
自宅から大量の洗濯モノを持って、毎回コインランドリーに行くのは労力がかかります。
もちろん、隣にコインランドリーがあるなど、立地的に恵まれていることもあるかもしれません。
しかし、コインランドリーの近くに住んでいる人のほうが珍しいので、やっぱり大変だと思います。
コインランドリーに行く頻度によってお得じゃない!
3日に1回くらいしか洗濯しないから大丈夫だよ。と考える人もいるかもしれません。
たしかに、洗濯頻度が少なければ負担も減るので、有りかもしれません。
しかし、夏場は洗濯モノが汗をすっているので、洗濯頻度が増えます。
コインランドリーに通う頻度が増えれば、お得じゃなくなってしまいます。
洗濯機なし生活は節約にならない!
洗濯機を持たずにコインランドリーで洗濯するのは、節約にならないことをご存じですか。
もし、お金を浮かせるために「洗濯機はいらない!」と考えている人は気をつけてください。
節約を第一に考えるなら、洗濯機を買って、他の支出に目を向けるようにしてください。
一人暮らしは洗濯機いらない?手洗いで十分?
- 一人暮らしは洗濯モノが少ないから、手洗いで十分なのでは?
このような声を聞いたことがありますが、手洗いの大変さを知らない人が言っているだけだと思います。
とても少量なら手洗いでもいけないこともありませんが、普通の生活で出てくる洗濯モノの量は無理です。
手洗いは時間と労力がかかる
手洗いをしたことがある人なら分かるはずですが、手洗いは時間と労力がかかります。
洗濯機を使って洗濯する場合と比べると、10倍以上の時間、20倍以上の労力になります。
特に冬場は、水が冷たいため辛さが増してしまいます…。
どうしても手洗いしたいなら脱水機は買おう!
もちろん、洗濯モノの量を極力減らした生活をしている、など手洗いしたい人を否定するわけではありません。
ただし、どうしても手洗いで選択したいなら「脱水機」だけは買ってください。
人の手で絞っても、多くの水分が残るので、干しても乾くまでに時間がかかってしまいます。
洗濯機をケチるより他を節約に目を向けよう!
洗濯機を買わずに手洗いでなんとかしようと考えるよりも、他の節約に目を向けるべきだと思います。
たしかに、洗濯機を買うとなると初期費用で数万円かかるので抑えたい気持ちも分かりますが、2~3年でならせば大きな金額ではありません。
特に、一人暮らしなら以下の固定費を見直せば、年間20~30万円以上も節約できます。
- スマホやWi-Fiなどの通信費
- 家賃などの住居費
私が、一人暮らしをしていたときも2~3年で200万円以上のお金を貯めることができました。
一人暮らしができるドケチ節約術について詳しく知りたい人は、関連記事をご覧ください。
どっちが安い?洗濯機を買うvsコインランドリー
そもそも、洗濯機と使う場合と、コインランドリーで洗濯する場合では、どっちが安いのでしょうか?
1回ごとの洗濯費用で比べる場合と、初期費用を含めた長期間で比べる場合では、変わってくるかもしれません。
- 1回あたりの洗濯コスト(水道代・電気代)で比較
- 洗濯機の購入費用を含めた中・長期の比較
この記事では、上記2つの視点でどっちがお得なのか?比べていきます。
1回あたりの洗濯コストはコインランドリーのほうが14倍高い!
1回あたりの洗濯コストは、洗濯機よりもコインランドリーのほうが14倍も高くなります。
たとえば、洗濯機は、1回あたり28円(水道代=26円、電気代=2円)のコストがかかります。※10kgの洗濯機の場合
縦型洗濯機(日立ビートウォッシュ)
最大洗濯容量 | 10kg |
洗濯区分 | 定格洗濯時 |
使用水量 | 103L |
消費電力量 | 58Wh |
水道代 | 26円/回 |
電気代 | 2円/回 |
一方、コインランドリーは、1回あたり400円で洗濯できます。※コインランドリーによって異なります。
1回あたりのコストとして、洗濯機は28円、コインランドリーは400円なので、約14倍の差があることになります。
洗濯機の購入費用は2年で元が取れる!
1回あたりでは洗濯機のほうが圧倒的に安いですが、洗濯機は「購入するための初期費用」がかかります。
たとえば、6万円で一人暮らし用の洗濯機を購入し、5年間使用する想定で中・長期のコストを比べてみます。
洗濯頻度は3日に1回
洗濯機 | コインランドリー | |
---|---|---|
初期費用 | 60,000円 | 0円 |
1年後 | 63,416円 | 48,800円 |
2年後 | 66,832円 | 97,600円 |
3年後 | 70,248円 | 146,400円 |
4年後 | 73,664円 | 195,200円 |
5年後 | 77,080円 | 244,000円 |
1年経過した時点では、洗濯機のほうがコストがかかっていますが、2年経つと洗濯機のほうが安くなります。
洗濯機を2年以上使用するのであれば、洗濯機を購入することがお得です!
コインランドリー通いのメリット・デメリット
コインランドリーで洗濯すればメリットを得ることができますが、デメリットもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
初期費用が抑えられる! 洗濯の騒音を気にしなくていい! 乾燥機能が使える! | コインランドリーに行かなくてはいけない… 混んでいるとすぐに利用できない… 防犯面が心配… |
コインランドリーの最大のメリットは、初期費用を抑えられることです。
しかし、重たい洗濯モノを持って、毎回コインランドリーに行く手間は想像以上に大変です。
また、夜間のコインランドリーは、薄暗くて怖い印象を持つ人も多いはずです。防犯の面で不安になってしまいます。
洗濯機を買うメリット・デメリット
洗濯機を購入して洗濯すれば大きなメリットがありますが、デメリットもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
洗濯したい時にすぐ洗濯できる! 自宅で洗濯できる! | 初期費用がかかる… 夜間は洗濯の騒音が心配… 洗濯機を置くスペースが必要… |
一人暮らしが洗濯機を購入する最大のメリットは、いつでも洗濯できることです。
しかし、洗濯機を購入するために初期費用がかかることというデメリットがあります。
また、一人暮らし用の住居は狭いので、洗濯機を置くと部屋が圧迫感を感じてしまいます。
メリット・デメリットや洗濯コストを考えても、洗濯機は買うべきだと思います。
洗濯機をもたない生活がおすすめな人
コスパ比較やメリット・デメリットを考慮しても、一人暮らしには「洗濯機の購入」がオススメです!
といっても、以下の生活環境に当てはまる人は、コインランドリーで選択したほうがお得になる可能性があります。
- 期間限定の単身赴任の人
- ミニマリストの人
- 近くに実家がある人
期間限定の単身赴任なら洗濯機はいらない!
一人暮らしの期間があらかじめ決まっている人は、洗濯機を買うよりもコインランドリーを利用したほうがおトクになります。
たとえば、1年間の期間限定で単身赴任するケースでは、洗濯機を買ってしまうとコスト的には損してしまいます。
期間限定で一人暮らしをしなくてはいけない人は、 家電付き(洗濯機付き)の賃貸物件を選ぶか?コインランドリーで洗濯するか?どちらかのほうがお得です!
ミニマリストは手洗いでいける!
ミニマリストの人は、信条的に洗濯機が要らないと考えるかもしれません。
たしかに、ミニマリストの人なら洗濯機が無い生活も苦ではなく、喜びを感じるのかも…。
できるだけ洗濯モノが出ないように生活して、手洗いで乗り切るようにしましょう。
近くに実家がある人は洗濯機なしでも生活できる!
一人暮らしでも、近くに実家がある人は洗濯機無しで生活できます。
親でも実家でも、頼れるものは頼ってください。
まとめ:一人暮らしも洗濯機を買おう!
この記事では、洗濯機とコインランドリーではどっちがお得なのか?について解説しました。
- 1回あたりではコインランドリーが14倍高い!
- 洗濯機を2年使うなら買ったほうが安い!
- 毎回コインランドリーで洗濯するのはデメリットが大きい!
- 一人暮らしの期間が短いなら洗濯機を買わなくてもいいかも!
洗濯コストやメリット・デメリットを比べると、「一人暮らしでも洗濯機は買ったほうがいい」という結論になります!
洗濯機を買うために5万円くらいの初期費用がかかるので、どっちにするか悩む人がいますが、洗濯機はケチらずに他の支出を見直すべきだと思います。
特に一人暮らしは、自分だけで支出をコントロールできるので、頑張り次第でどんどんお金が貯まります。
実際に、私が実践して250万円貯めた節約術も紹介しているので、下記の記事を参考に節約に取り組んでみてはいかがでしょうか。