【詐欺撃退】スマートメーターの注意点・デメリットを徹底解説!確認方法・見方も分かる!

スマートメーター

「スマートメーターの詐欺かも・・・」
「そもそもスマートメーターってなに?」
「日常生活に影響があるのか知りたい」

スマートメーターの普及が進んで約10年ですがスマートメーターきっかけの詐欺報告がたくさんあります。

「早く変えないと電気が使えなくなります」・「いまなら半額でスマートメーターを設置できます」このようなフレーズを聞いたらほぼ100%詐欺だと思ってください。

スマートメーターに限らず詐欺被害にあわないためには、知識武装が一番効果があります!

とーや

知識があれば詐欺師の口車に乗せられることはなくなります!

みんなが詐欺被害にあわないためにスマートメーターがすべてが分かる記事を作成しました。

この記事を読めばスマートメーターのことが分かり詐欺を撃退できるので、さいごまで必ず目を通してください。

この記事を書いた人

とーや

節約ブロガー|中京圏在住|5人家族の主|

  • 家庭での節約について発信中!
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私は「節約が好き」な節約人間ではなく、毎月同じ生活なら少しでも得なほうが良い!という考えからさまざまな節約法に関心をもってチャレンジしています。

目次

結論:スマートメーター詐欺の撃退はできる!

世の中のほとんどの詐欺は、正しい知識をもっていれば撃退できます!それはスマートメーター詐欺についても同じです。

スマートメーターの知識を深めるために概要~メリット・デメリットなどを解説し、実際に国民生活センターに寄せられた詐欺報告を共有します。

スマートメーターとは

スマートメーターとは、家庭の電気使用量を計る検針機のことで、アナログメーターと比べ機能が追加されておりさまざまなメリットがあります。

経済産業省・資源エネルギー庁によって2024年度までに全ての世帯をスマートメーターに切り替えるプロジェクトが進んでいます。

スマートメーターの機能

スマートメーターの機能
  • 通信機能
  • 30分間隔の検針機能
  • ブレーカー機能

スマートメーターは、通信機能を保有しており電気使用データを自動送信します。自動送信により、検針員が訪問しなくても検針データを把握できます。

また、30分ごとの電気使用量が把握でき細かい使用量の推移が確認できます。※時間帯や曜日ごとなど細かく確認できます。

スマートメーターにはブレーカー機能がついており、ブレーカON/OFFをスマートメーターで行います。

スマートメーターの普及率

2024年度の完全普及に向けてスマートメータへの切り替えが進んでいますが、地域によって進捗に差があります。

東京電力は100%切り替えが完了しており、関西電力も93.6%と高い普及率です。

10地域全てで50%以上の普及率ですが、沖縄電力は61.5%ともっとも遅れています。

電力会社設置予定台数設置台数設置率
北海道電力373万台262.6万台70.4%
東北電力678万台492.0万台72.6%
東京電力2,840万台2,840.0万台100%
中部電力955万台759.2万台79.5%
北陸電力185万台128.2万台69.3%
関西電力1,309万台1,225.5万台93.6%
中国電力505万台338.2万台67.0%
四国電力265万台184.6万台69.5%
九州電力868万台630.2万台72.5%
沖縄電力91万台56.0万台61.5%
引用:経済産業省

スマートメーターとアナログメーターの違い

スマートメーターとアナログメーターの違いは、メーター本体の数値表示が違います

アナログメーター

回転式で表記

デジタルメーター

液晶でデジタル表記

アナログメーターは「カチカチ」と上下に回転する数値表示で、デジタルメーターは液晶画面に表記されています。

スマートメーターのメリット

アナログメーターと比べてスマートメーターには多くのメリットがあります。

スマートメーターのメリット
  • 電気使用量を細かく把握でき省エネ意識向上が期待!
  • ブレーカーダウンからの復旧が早い!
  • 検針員の訪問が不要!

スマートメーターを使えば、電気使用量が30分ごとに把握できるため省エネ意識の向上が期待できます。

また、ブレーカー機能を搭載しているので電気の使い過ぎでブレーカーが落ちた時に早く自動復旧します。※約10秒後に自動復旧します。

毎月、電気使用量の検針のために電力会社の検針員が訪問する必要がなくなりコストダウンが図れます

他にも、遠隔で電気プランの変更ができたり、電気使用量を通じて外出先から自宅の様子が分かるなど多くのメリットが得られます。

とーや

スマートメーターに切り替えることで多くのメリットが得られます!

スマートメーターのデメリット

スマートメーターには大きなデメリットがありませんが、デメリットを絞り出すならセキュリティ面の不安があげられます。

外部との通信時に家庭の電気使用状況が流出する可能性が無いとは言えません

また、勝手に電気プランを変更されるなどの愉快犯の標的にされる可能性もあるかもしれません。

しかし、あくまでもデメリットを絞り出せばというレベルなので過度に心配しなくても大丈夫です。

スマートメーターを設置するタイミング

スマートメーターへの切り替えは順次行っています。

新築にはスマートメーターが設置され、設置済みのアナログメーターも切り替えが進んでいきます。

アナログメーターからスマートメーターへ切り替えるタイミングで分電盤も撤去します。※電力会社によって対応が異なります。

電力会社の切り替えにはスマートメーターの設置が必須なので、電力会社切り替え時にスマートメーターの設置を行います。

スマートメーター設置は無料!

スマートメーターの切り替え費用は基本的に無料です!

スマートメーター設置時の注意点
  • 切り替え作業時に住居内に立ち入る可能性がある
  • まれに作業中は停電する(数分)

スマートメーター設置時に住居内に立ち入る可能性がある場合は立ち合いが必要になります。

切り替え作業時にまれに数分間停電することがありますが、特に気にする必要はありません。

賃貸住宅でもスマートメーターへ切り替え

スマートメーターは、持家・賃貸の区別なく全ての住居に設置されます。

賃貸物件の場合、特段の理由がなければ大家さんや管理会社がスマートメーター切り替えの段取りを行いますので特に準備などは不要です。

自宅がスマートメーターかの確認方法

自宅がスマートメーターか確認する場合は、屋外に設置されている電気メーターを直接見てください。

集合住宅(マンションなど)

玄関扉の横辺りのメーターボックス内

戸建住宅やオートロックマンション

屋外(敷地内)の壁面にメーター類が集中して設置

電気メーターの数値表記が回転式ならアナログメーター、液晶画面ならスマートメーターと判断できます。

スマートメーター詐欺の報告事例

国民生活センター・消費者生活センターにはさまざまな相談が寄せられていますが、スマートメーターが関連する相談を調べました。

直接、スマートメーターが絡んでいる報告以外に、電力会社切り替えに関連する相談もありました。

相談内容を確認し詐欺被害にあわないように注意しましょう。

国民生活センターへの届け出

①スマートメーターの設置費用を請求しようとする行為

「スマートメーターを付けると電気料金が半額になる」という営業があった。スマートメーター設置に費用はかかるのか。

②電力の営業と称し他商品に関する営業行為

大手電力会社の関連会社と名乗る人から電話で「電気料金を無料にする話がある」と言われ詳しく聞くと「太陽光パネルの設置」の営業だった。

③代理店と偽った営業行為

電力会社のサービス代理店を名乗る者から電話があり、「どのような顧客リストを元に電話をしたのか」尋ねると「電話帳で調べた」と回答したので不信に思い電力会社に確認。そのような代理店はいないとのことだった。

④消費者に対する説明が不十分な営業行為

電力会社の人が訪ねてきたと思い、言われるまま検針票を見せると撮影され住所や氏名も聞かれた。名刺を見ると電力会社ではなかったので訪問者に電話してもこちらの質問に答えてくれなかった。

まとめ:詐欺は正しい知識で撃退できる!

詐欺被害にあわないために知識武装が一番効果的です。

スマートメーターに限らず、電力自由化に関しても悪質な営業行為が確認されているので注意してください。

新電力会社の切り替えは多くの電力会社が存在し料金プランやサービス内容も異なるため迷うことも多くあり、正しい知識を持つことで悪質業者を退けることができます。

私が作成した新電力会社のオススメランキングを参考に良い電力会社を見つけてみてください。

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