「卒FIT後は7~8円でしか買い取ってくれないの?」
「もっと高く買い取ってくれる電力会社はないの?」
「売電以外にオススメの方法を知りたい!」
固定価格買取制度は10年で終了しますが、卒FIT後の買取価格の低さに愕然とする人が後を絶ちません!
特に2009年度~2012年度までに太陽光発電を導入した人は1kWh当たり40円を超える価格で売電できたため落差にビックリしています。
卒FITを迎える人たちが焦っているのは、発電して余った電気をどうするかです。「今まで通り売っても安いし」・「他の電力会社も同じような買取価格だし・・・」このような声が多く聞こえてきます。
そこで、太陽光発電の余剰電力に悩んでいる人に向けてオススメの方法を解説する記事を作成しました。
この記事を読めば、卒FIT後にあなたがやるべき方法が明確になり、経済的メリットを手に入れられます。
結論として、卒FIT後は売電をやめて自家消費に切り替えるほうがお得です!
「買取価格が安くて困っている」・「卒FIT後にどうしたらよいか悩んでいる」このような方には有益な内容なので、さいごまでお付き合いください。
とーや
節約ブロガー | 太陽光で生活中 | 中京圏在住
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電力会社は7円・8円・9円で買い取ってくれる
10年の固定期間満了後も今まで通り大手電力会社が買い取ってくれます。
しかし、買取価格は大きく下がった金額になります。
卒FIT後には厳しい話が待っています!
買取価格は電力会社によって違う
太陽光発電の余剰電力の買取価格は電力会社によって異なります。
買取先として、地域大手の電力10社以外にも新電力会社も買い取ることが可能です。
多くの買取先がありますが、残念ながら買取価格に大きな差はありません。
地域大手の電力会社は7円・8円・9円
地域大手の電力会社の買取価格を紹介します。
地域/電力会社名 | 買取価格(円/kWh) |
---|---|
北海道電力 | 8円 |
東北電力 | 9円 |
東京電力 | 8.5円 |
中部電力 | 8円 |
北陸電力 | 8円 |
関西電力 | 8円 |
中国電力 | 7.15円 |
四国電力 | 7円 |
九州電力 | 7円 |
沖縄電力 | 7.5円 |
大手電力会社の買取価格は7円~9円です。
今まで1kWh当たり40円以上で売電できていた時と比べるとあまりの低さに愕然とします。
継続して買い取ってもらうためには個別契約が必要
固定期間満了後に電力会社に買い取ってもらうためには個別に契約を交わす必要があります。
基本的に契約期間は1年間が多く、1年単位で継続更新することができます。
手続き忘れなどで売電先が確定していない場合は、0円で引き取られてしまうので注意しましょう。
売電価格が8割減になる
固定期間が満了を迎えると太陽光発電の売電価格は大きく下がります。
特に固定価格買取制度の導入当初(2009年度~2012年度)に太陽光発電を導入した人は落差にビックリします。
2009年~2012年に導入した人は激減する
2009年度~2012年度に太陽光発電を導入した人は40円/kWhを超える価格で売電できていました。
しかし、最新の大手電力会社の買取価格は7円~9円なので8割も下がることになります。
今までが高く買ってもらっていたのかもしれませんが落差にビックリです!
継続して売電してもメリットは無い!
10年の期間満了後には売電価格が下がるため、継続して売電するメリットは非常に薄いと言えます!
日中の太陽光で発電した余剰電力を7円/kWhで売って、夜間・早朝に必要な電気を25円/kWhで買うことになります。
売ったら売っただけ損をする印象を持ってしまいます。
多くの卒FITを迎えた人は売電をやめるという選択をとる人が多くいます。
多くの人は自家消費に切り替え!
今まで電力会社へ売電していた電気を自家消費に切り替える人が多くいます。
安い価格で売るよりも自宅で使ったほうがお得です!
しかし、自家消費するためには太陽光発電システムだけでは難しく、蓄電池の導入が不可欠です!
蓄電池の導入には初期費用が必要ですが、太陽光発電と組み合せることで十分元を取れる可能性があります。
自家消費のために蓄電池が不可欠
太陽光で発電した電気の自家消費率を上げるためには「蓄電池」が不可欠です!
太陽光発電だけでは1日を通してバランス良く電気を使用できませんが、蓄電池を併用することでバランス良く電気を使用することが可能です。
固定価格買取期間が終了した人にとって「太陽光発電+蓄電池」は最強の組み合わせです!
太陽光で発電した余剰電気を蓄電池にためる
太陽光発電のみの場合、日中は発電した電気をそのまま使用できますが、日が沈んでいる時間帯は発電できず電力会社からの電気を買う必要があります。
一方で、日中は多くの電気が余ってしまい電力会社に売電されるケースが多くあります。
卒FIT後は、売電価格より買電価格が安いので売れば売るだけ損と言えます。
昼間に余った電気を蓄電池にためることで1日を通して太陽光発電の電気を使用できるようになります。
蓄電池にためた電気を夜間・早朝に使用
日中に発電した余った電気を蓄電池にためます。
蓄電池にためた電気は、夜間や早朝の太陽光で発電できない時間に使用できるようになります。
日中に余った電気を夜間・早朝にシフトすることで電力会社から電気を買う量を減らすことができ、電気料金が削減できます。
安い価格で売電するよりも自宅で消費したほうが経済的メリットが大きくなります!
生活スタイルに合った蓄電池を選ぼう
蓄電池は価格も性能もさまざまであなたの生活スタイルに合った蓄電池を選ぶ必要があります。
容量が大きすぎた、逆に小さすぎたなど蓄電池選びを間違うと思うように効果が得られなくなります。
蓄電池の専門業者へ相談することで失敗する可能性を減らせます。
蓄電池はたくさんの種類がある
蓄電池は多くのメーカーからさまざまな機種が販売されていますが、あなたの生活スタイルによって選ぶべき蓄電池の性能は異なります。
あなたに合わない蓄電池を選んでしまうと得られる効果が小さくなってしまいます!
蓄電池の性能によって価格もさまざま
蓄電池は性能(蓄電容量や定格出力など)によって価格が大きく異なります。
家庭用蓄電池の相場は100万円~200万円ですが、蓄電池の性能によって価格が変動します。
価格は、蓄電池の初期費用を回収できるかなど費用対効果に大きく影響するため可能な限り多くの蓄電池を検討することをオススメします。
蓄電池の設置業者選びが重要
蓄電池は、購入してすぐに使えるわけではありません。
太陽光発電システムとつないだり、蓄電池を設置して蓄電システムを構築するなど設置工事が必要です。
設置する場所や太陽光発電との関係によって工事価格は大きく異なるので注意しましょう。
蓄電池を設置する業者も実績が多い優良業者を選ぶことが重要ですが、業者選定は特に難しい部分です。
多くの設置業者より話を聞いて見積りを比較し決定するようにしましょう。
蓄電池選びは専門業者に相談しよう
蓄電池はあなたの住居環境や生活スタイルに合ったものを選ぶ必要がありますが、多くの労力がかかってしまいます。
また、専門知識が少ない状態では正しく選定できる可能性も高くありません。
そこで、蓄電池選びに失敗したくないという人は専門業者へ相談することをオススメします!
専門業者へ相談すれば蓄電池の知識が無くてもあなたにピッタリの蓄電池を提案してくれます。
また、設置業者についても優良な業者を見つけられる可能性が高まります。
相談する専門業者としてグリエネがオススメです!
グリエネは、全国の優良業者とのみ提携しており1回の問い合わせで複数業者の見積もりが取得できます。
利用者の満足度が高いサービスなので蓄電池を検討している方にはオススメです。
まとめ:7円・8円で売電するより自家消費がおトク!
10年の固定価格買取期間が満了した後は、安い価格で売電するより自家発電したほうがおトクです。
今まで通りに電力会社へ売電していては損してしまいます!
自家消費するためには太陽光発電だけでは不十分で「蓄電池」が必要です。
日中、太陽光で発電した電気を蓄電池にため、夜間・早朝の発電できない時間に消費します。
蓄電池は自分の生活スタイルに合うものを選ばなくてはいけませんが、種類が多く大変です。また、優良な設置業者を探す労力も必要です。
蓄電池選びは専門業者に相談しましょう!
相談する専門業者としてグリエネがオススメです!
グリエネは、全国の優良業者とのみ提携しており1回の問い合わせで複数業者の見積もりが取得できます。
利用者の満足度が高いサービスなので蓄電池を検討している方にはオススメです。