蓄電池を設置して電気代が上がった!勘違いしてしまう人が続出する間違ったやり方

蓄電池を設置して電気代が上がった!

「蓄電池を設置したら電気代が上がった」
「電気代の節約に蓄電池は効果ある?」
「太陽光発電と蓄電池はセットじゃないとダメ?」

電気代の削減効果が期待できる蓄電池ですが、逆に電気代が上がったという叫びも耳にします

蓄電池を設置して電気代が削減できるかは住居環境と生活スタイルによって異なり、蓄電池が向いていない人が導入してしまうと損してしまいます

とーや

もちろん蓄電池を利用して電気代を削減できる人も多くいます!

そこで今回、蓄電池の導入がオススメできない人向けに注意喚起の記事を作成しました。

この記事を読めば、蓄電池で電気代が削減できる人の特徴が分かり、蓄電池導入で失敗しなくなります。

結論として、蓄電池は太陽光発電と合わせて使用することで大きな効果が得られるのでオススメです。

とーや

蓄電池のみでも工夫しだいで電気代を削減できます!

この記事を書いた人

とーや

節約ブロガー | 太陽光で生活中 | 中京圏在住

  • 2023年5月に太陽光発電と蓄電池を導入!
  • 相場よりも50万円以上安く購入できた!
  • 太陽光発電の収支は黒字!
  • 電気代は月あたり2千円~3千円!

太陽光ライフを発信中!収支がプラスの理由も紹介しています。

実際の発電量や電気代などは詳細記事をご覧ください。

目次

蓄電池で電気代が上がってしまう人の特徴

蓄電池を設置して電気代が上がってしまったという人には共通する特徴があります。

蓄電池で失敗してしまう人は大きな勘違いをしているケースがあり、事前にシミュレーションを行うことが重要です。

とーや

3つの特徴に当てはまる人は蓄電池の導入は慎重に検討してください!

【NG】蓄電池のみで運用している人

蓄電池のみで運用している人は電気代が上がってしまう可能性が高いです!

蓄電池は電気をためる設備で「ためる電気の価格」が損得を分けます

蓄電池で得する人蓄電池で損する人
安い価格の電気をためておき高い価格の時間帯に放出(使用)する安い電気を十分にためきれず高い電気で使用してしまう。

蓄電池に電気をためる方法として、「自家発電(太陽光など)」や「深夜の割安電気」があげられます。

とーや

電気をためる部分を無視して蓄電池のみで運用すると失敗します!

【NG】リモートワークなどで在宅時間が長い人

リモートワークや共働きではない家庭など在宅時間が長い場合は蓄電池によって電気代が上がる可能性があります。

蓄電池を導入する家庭は深夜に電気料金が安くなるプランに変更することが多いです。

しかし、リモートワークなど日中の電気使用量が多くなると深夜にためた電気を使い切ってしまい日中の割高な電気を買電することになります。

結果として、蓄電池導入前と比べて電気代が上がってしまいます。

とーや

使用電力量を把握したうえで蓄電池を導入するべきか検討しましょう!

【NG】電気使用量が少ない人

電気使用量が少ないと蓄電池導入の費用対効果が下がってしまいます

数年前に比べ家庭用蓄電池の価格は下がっていますが、100万円~200万円の初期費用がかかります

蓄電池の初期費用回収までの期間を10年と考えると月々8,000円以上の電気代の削減が必要です。

電気使用量が少ない家庭は電気代が高くないため初期費用の回収が難しいと言えます。

とーや

太陽光発電と組み合わせて売電することを考えるとメリットはあります!

電気使用量が少ない人は慎重に蓄電池を検討するようにしましょう。

蓄電池で電気代を削減できる人の2つの特徴

蓄電池で電気代が上がってしまう人がいる一方、電気代を削減できる人も多くいます

昨今、円安や世界情勢の影響で電気料金が高騰していますが、電気料金が高くなるほど蓄電池の効果が高まります。

蓄電池を導入して電気代を削減できる人には大きく2つの特徴があります。

上記に当てはまる人は蓄電池を導入することをオススメします!

太陽光発電と合わせて蓄電池を使用

蓄電池は太陽光発電と合わせることでメリットが数倍になります。

日中の太陽光で発電した電気を蓄電池にため、夜間・早朝の発電できない時間に使用します。

発電した電気が不足する場合は、電気料金が安い深夜にためた電気を使用すればお得になります。

消費する電気を発電でまかなえば電気料金が高騰しても影響を受けず、災害などで停電が続いた場合も安心です。

日中は不在の時間が多い人

日中、不在の時間が多い人は蓄電池導入で電気代が削減できる可能性が高まります

深夜の割安な電気を蓄電し、早朝~日中~夜間までは蓄電池にためた電気を使用します。

蓄電池の電気でまかなえれば通常電気料金と割安電気料金の差額の分がおトクになります。

不在の時間が多ければ使用電力量が少なくなり蓄電池にためた電気で十分まかなえます。

しかし、蓄電池の蓄電容量が小さすぎると必要な電気が不足することが考えられるためしっかりと検討する必要があります。

蓄電池の容量が大きくなると価格も高くなるため、初期費用を回収できるか難しくなります。

とーや

やはり蓄電池は太陽光発電とセットで考えるほうが良いですね!

太陽光発電+蓄電池は多くのメリットがある!

蓄電池は太陽光発電と組合せることでメリットが数倍になります。

蓄電池のみでは不安定な電気の確保が太陽光で発電することで安定します。

太陽光発電+蓄電池には5つのメリットがあります。

多くのメリットが得られる太陽光発電+蓄電池は、すごい勢いで注目を集めています。

太陽光発電を設置済みの人は蓄電池の後付けがオススメで、太陽光発電を未導入の人は蓄電池と合わせて太陽光発電を検討してください。

メリット1:売電するよりも自家消費が経済メリットが高い

太陽光で発電し余った電気は電力会社に売ることができますが、自家消費を選ぶ人が増えています。

電気料金の高騰により、太陽光発電により発電した電気の売電価格より電気を買う価格が高くなっているためです。

太陽光発電では日が沈んだ時間帯は発電ができないため、太陽光のみで安定的に電気を得ることが難しいという実状がありました。

しかし、太陽光発電に蓄電池を組み合わせることで1日を通して安定的に電気を得られるようになりました。

とーや

太陽光発電+蓄電池によって自家消費へ切り替える家庭が増えています。

メリット2:余った電気は売電できる

太陽光発電+蓄電池によって電気の供給が1日を通して安定するため過不足の波を少なくできます。

今までは太陽光発電で作られすぎていた電気を売るしかできず夜間や早朝に電気を購入していた家庭も、電気を買うことなくそれでも余った電気は売電できるため最大限メリットを得られます。

太陽光発電+蓄電池で最大限に電気代を削減し、その上で余った電気を売電できるのでトータル収支を大きくできます!

メリット3:買電量を減らして再エネ賦課金と消費税を支払わない

電力会社より電気を買う場合は、電気料金だけを支払っているわけではありません。

電気料金は使用電力量に対して再エネ賦課金と消費税を支払っています

再エネ賦課金は、再生エネルギーの普及のために電気を使用する家庭が負担しているます。

電力会社から電気を買わなければ再エネ賦課金もそれに応じた消費税も支払う必要がありません

メリット4:災害時の非常用電源になる

蓄電池は台風や地震などの災害時に停電した場合の非常用電源になります!

近年、台風や地震などによる災害が甚大化の傾向があり停電も頻繁に起きています。

停電時には生活インフラである電気が重要になりますが、蓄電池があれば災害時の非常用電源として使用できます!

使用する家電や蓄電池の容量によりますが、最大2~3日の電気として使用できるので「いざという時の備え」になります

とーや

蓄電池は災害時のバックアップ電源としても注目されています!

メリット5:自然エネルギーは環境に優しい

日本の電気エネルギーは火力発電が大きく占めており、環境への影響を懸念する声も少なくありません。

自宅の電気を可能な限り太陽光発電で賄うことができれば環境にも優しくできます。

とーや

環境問題への関心の高まりも太陽光発電+蓄電池には追い風になっています!

蓄電池のみでメリットを得たいならポータブル蓄電池が手堅い!

マンションや賃貸住まいなど住居環境によっては、太陽光パネルを設置できない人も多いと思います。しかし、蓄電池は欲しい!そのような人はポータブル蓄電池がオススメです!

ポータブル蓄電池とは

持ち運ぶことができる蓄電池の総称で、太陽光パネル経由やACアダプタ経由で蓄電できる。据え置き型の家庭用蓄電池と比べ価格も1/5~1/10と安価です。

家庭用蓄電池と比べて蓄電容量(定格容量)が小さいので家庭で消費する電気全てをまかなうことはできませんが、使い方次第でメリットは多くあります。

太陽光パネルの設置が難しい人はポータブル蓄電池がオススメです!

初期費用が抑えられる!

ポータブル蓄電池は5~40万円と家庭用蓄電池に比べると安価です。※家庭用蓄電池は100~200万円

用途によって選ぶ蓄電容量は異なりますが、20万円のポータブル蓄電池が売れ筋です。

ポータブル蓄電池を選ぶことで初期費用を大きく抑えることができます!

省スペースで発電・蓄電できる!

ポータブル蓄電池の大きさは蓄電容量によって異なりますが幅が15~40cmが一般的です。

家庭用蓄電池と比べ半分以下のスペースに設置できるので室内に置いても邪魔になりません

別売りの太陽光パネルを広げれば発電できますが、マンションのベランダでも余裕で置くことができます。

簡単に移動できる!

ポータブル蓄電池は5~20kgと軽量で簡単に移動できます

家庭用蓄電池は設置した場所から移動することはできません。

「違う部屋で使用したい」・「アウトドアで使いたい」などさまざまな場所に持ち運んで使用できます!

使い方が簡単!コンセントで使える!

ポータブル蓄電池は使い方がシンプルで簡単です!

蓄電する場合は、太陽光パネルかコンセントかによってコードをつなぐだけ、使用する場合もコンセントやUSBを挿すだけで使用できます。

とーや

買ってすぐに使い始めることができます!

災害時の非常用電源になる!

ポータブル蓄電池は災害などによる停電時に電気の供給元として使用できます

停電時には冷蔵庫やスマホの充電などに電気が必要になります。

太陽光パネルで発電すれば長引く停電にも対応できます!

まとめ:蓄電池は太陽光発電とセットで導入しよう!

蓄電池は太陽光発電とセットで運用することで最大限のメリットを得られます

蓄電池のみでは逆に電気代が上がってしまう可能性や、蓄電池の導入費用を回収できない可能性があります。

あなたの環境に合わせて大きく3つの選択肢があります。

  • 蓄電池を後付けする
  • 太陽光発電+蓄電池を設置する
  • ポータブル蓄電池を利用する
とーや

下記を参考にあなたに合った蓄電池を探してみましょう!

太陽光発電を設置済みの方

既に太陽光発電を設置済みの方は後付けで蓄電池のみ設置することができます

使用中の太陽光発電と接続できる蓄電池やあなたに最適な蓄電池を知るためには専門業者へ相談することが近道です。

相談する専門業者としてグリエネがオススメです!

グリエネは、全国の優良業者とのみ提携しており1回の問い合わせで複数業者の見積もりが取得できます。

利用者の満足度が高いサービスなので蓄電池を検討している方にはオススメです。

太陽光発電を設置前の方

まだ太陽光発電を設置していない方は、太陽光発電と蓄電池を合わせて検討することがオススメです。

昔に比べてソーラーパネルの価格は下がっており、蓄電池と合わせて設置すれば災害時の非常用電源としても使えるなどメリットが広がります。

太陽光発電と蓄電池について相談する専門業者としてグリエネがオススメです!

グリエネは、太陽光発電と蓄電池を合わせた設置について多くの実績があり安心して相談できるサービスです。

厳選な審査をクリアした優良業者よりあなたに最適な提案や見積りが届きます。

利用者の満足度が高いサービスなので太陽光+蓄電池を検討している人にはオススメのサービスです。

賃貸住まいので蓄電池を設置できない方

賃貸住まいやマンションなどで工事を伴う蓄電池の設置ができない人はポータブル蓄電池がオススメです!

初期費用が少ないため費用対効果も得られ、災害時の非常用電源としても有効です。

ポータブル蓄電池の中でも太陽光パネルで発電できるEcoFlowのRIVERがオススメです!

発電量は多くはありませんがコンセントを挿して利用できるので全ての電化製品に活用できます。

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